図書キミタチ ワ ワスレナイ060006930

君たちは忘れない

サブタイトル1~10
疎開保育園物語
編著者名
久保 つぎ子 著者
出版者
草土文化
出版年月
1982年(昭和57年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
257p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ku14
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

プロローグ
「ヘイタイサーン、オーイ・・・・・・」
三十六年前に向かってバスは走る

「疎開しましょう。疎開はできます」
一九四五年八月十五日―埼玉県南埼玉郡平野村高虫
幼児疎開を単独で決行
二つの保育所―戸越保育所と愛育隣保館
親たちとの回想
「疎開しましょう。疎開はできます」―主任保母の進言
おとぎばなし―戸越保育所の誕生
防空壕の中の保育

荒れ寺に六十人の園児と保母がやってきた
一里半を、いま歩けば・・・・・・
疎開先へ出発の日
「なんでもいいから、景気つけといてちょうだい!」
ガスもなければ水道もない、十二月だというのにガラス戸もない
「全体的流れ作業式」から「母親制度」へ

東京大空襲と熊谷空襲のはざまで
ゆでた大根の上、ごぼうとにんじんの鯉はひるがえる
久保庭正夫・輝夫、一家全滅 吉田節子、父親以外全滅 藤ノ木健之、一家全滅
ほんのすこしたのしい話
残酷な緑の五月
農繁期託児所を開設
子どもたちの手紙
「私たちにはあるかしら?戦争が終わった次の日をみることが」―八月十四日深夜

エピローグ
井の頭保育園の卒園式
保母たちのその後