図書目録チイキ メイカ ノ タンジョウ資料番号:060006704

地域名菓の誕生

サブタイトル
編著者名
橋爪 伸子 著
出版者
思文閣出版
出版年月
2017年(平成29年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
457、16p
ISBN
NDC(分類)
596.6
請求記号
596.6/H38
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章

第一節 菓子で味わう歴史
第二節 課題と対象
第三節 先行研究の整理と「和菓子」の課題
第四節 本書の構成

第一部\t総論

第一章\t近世の名産にみる菓子の地域性―地域名菓の萌芽
はじめに
第一節\t産物記録の名産と菓子の地域性
第二節\t大名武鑑の時献上と菓子の地域性
第三節\t地域性が内在する非名産の菓子
おわりに

第二章\t近代における地域名菓誕生の画期-内国勧業博覧会を中心に
はじめに
第一節\t内国勧業博覧会記録にみる明治期の菓子の変容
第二節\t菓子税をめぐる菓子屋の動向
おわりに

第二部\t近世の名産から近代の名菓へ

第三章\t地域性の再編成-熊本の朝鮮飴
はじめに
第一節\t熊本名菓朝鮮飴の現状
第二節\t近世の朝鮮飴-熊本藩細川家の時献上と城下での販売
第三節\t近代における朝鮮飴の変容と展開
おわりに

第四章\t地域性の中断と創出―熊本のかせいた
はじめに
第一節\t熊本名菓かせいたの現状とマルメラーダ
第二節\t近世のかせいた-領国産マルメロで調製される国物
第三節\t近代のかせいたにみる地域性の中断と変容
おわりに

第五章\t地域性の具象化―金毘羅の飴
はじめに
第一節\t金毘羅の飴の起源と現状
第二節\t近世以前の飴と飴屋
第三節\t近代の飴の変容
第四節\t近代の金毘羅の飴と地域の菓子
おわりに

第三部\t非名産の菓子の近代

第六章\t地域性の認識と菓子名の意義―御国元の軽焼から津山名菓初雪へ
はじめに
第一節\t津山名菓初雪の現状と前身
第二節\t近世の軽焼-津山藩松平家の国元菓子
第三節\t近代における津山名菓への展開と盛衰
おわりに

第七章\t品質と技の追求による地域性の確立―長崎のかすてら
はじめに
第一節\t長崎名菓かすてらの現状
第二節\t近世のかすてら―南蛮菓子の代表
第三節\t近世長崎の食文化と菓子
第四節\t近代長崎におけるかすてらの変容と地域性
おわりに

第八章\t地域性の創出と発掘-地域型羊羹と普遍型羊羹
はじめに
第一節\t近世の羊羹―蒸羊羹から煉羊羹へ
第二節\t近代の煉羊羹における地域性の表出
おわりに

第九章\t埋もれた地域性―対馬と朝鮮菓子くわすり
はじめに
第一節\tくわすりの実態と油蜜果
第二節\t近世におけるくわすりの流行と衰微
第三節\t対馬の日朝外交にみるくわすりと薬果
第四節\t名菓化しない朝鮮菓子
おわりに

終章
第一節 激動期における菓子と菓子屋の軌跡
第三節 地域名菓の特別性

成稿初出一覧
あとがき
索引

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