図書目録ヨシモトコウギョウ オ キラキラ ニ シタ オトコ ハヤシ ヒロタカ モノガタリ資料番号:060006696

吉本興業をキラキラにした男林弘高物語

サブタイトル
編著者名
小谷 洋介 著者/竹中 功 監修
出版者
KKロングセラーズ
出版年月
2017年(平成29年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
315p
ISBN
NDC(分類)
779
請求記号
779/Ko92
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年表あり 文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに 発見された二千枚の写真が開いた吉本の新たな歴史

第一章 林弘高という男
 姉のせいとは十八歳、兄の正之助とも八歳離れた末っ子
 寄席小屋「第二文芸館」がお気に入りの遊び場
 中央大学専門部で三年間の東京神田暮らし
 日本橋花柳界にも足繁く通う
 吉本興行部、東京の営業責任者
 大いにわいたレビュー団「白鳥座歌舞劇団とロボット劇」
 舶来のレビュー団「マーカスショウ」
 車道まではみだした人の群
 全二十八景の公演に拍手喝采
 観劇者たちの声
 弘高の視野を世界に向けたマーカスショウ
 吉本興業創業のはなし
 十三年で四十の小屋を残した吉本泰三
 大将を亡くした姉を支えた正之助と弘高
 浅草と千日前に劇場を建てたい

第二章 大劇場建設物語
 浅草の大劇場建設計画
 東京花月劇場誕生
 歌あり、踊りあり、コントあり、これが吉本ショウだ
 「あきれたぼういず」の大評判
 集まってきた、弘高の理想に共鳴する芸人たち
 吉本せいが目をつけた千日前黒門市場移転予定地の一千坪
 瀆職罪容疑で起訴
 大阪花月劇場建設の結末

第三章 弘高イズムの覚醒
 東京の次は名古屋、その次は大阪や
 これからは「映画の吉本」にもなるで
 いざ、世界へ。海外視察の旅
 ニューヨーク万博嘱託としての派遣
 「好奇心よりも嫉妬を覚えた」
 発信基地を銀座に
 大阪との分離を進めていく東京の独自性
 ニューヨークのウィリアム・モリスに倣って
 弘高の陸軍省訪問
 これからの時代は政府と上手に付き合っていかなあきません
 戦時下での活動。慰問中の芸人の戦死
 慰問演芸団「わらわし隊」
 今ほど笑うことの大切さを実感した時はありません

第四章 戦後にこそ輝いた
 岩田専太郎の美人画をエントランスに飾りたい
 占領軍が京都にやって来る
 キャバレーの経営を依頼された吉本興業
 振るわなかった営業成績
 映画館とキャバレーと芸人の派遣事業
 戦後にこそ輝いた弘高の近代的システム
 息子穎右の死から三年、帰らぬ人となった吉本せい
 センセーショナルな映画「肉体の門」
 日本初の日米合作映画の製作
 映画人、孤高の挫折
 「これからは名古屋や」
 弘高が可愛がった江利チエミ
 大成功した力道山のプロレス興行

第五章 東京から大阪へ
 ロゴマークの刷新から始まった弘高社長の大阪吉本
 「東西合同落語漫才長屋結成記念」公演
 弘高社長の作ったボウリング場
 莫大な収益を稼ぎ出した巨大施設
 東京吉本の真骨頂
 「大阪の吉本はわしの会社や、勝手なことさらすな」
 弘高を苦しめた名古屋と中国、そして病に
 「この人生、ほんまに楽しかったわ。ありがとう」
 笑いの殿堂と弘高のDNA
 弘高は笑っている

エピローグ

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