図書目録ナハ ジュウ ジュウ ダイクウシュウ資料番号:060006659

那覇10・10大空襲

サブタイトル
日米資料で明かす全容
編著者名
大田 昌秀 著者
出版者
久米書房
出版年月
1984年(昭和59年)6月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
176p
ISBN
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/O81
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき

第一章 那覇大空襲前の沖縄の状況
沖縄の軍事的価値、急速に高まる
第三二軍(南西諸島守備軍)の創設
沖縄防衛の基本方針決まる
地元住民、守備軍へ献身的に協力
嵐の前の守備軍飛行場部隊

第二章 「10・10空襲」の前夜
予想されていた敵機の襲撃
守備軍首脳の一大不覚

第三章 市民の証言――那覇市の「最も長い日」
八原作戦参謀の秘話
守備軍司令部、民間人の通報を無視
辻遊郭の復活
一主婦が語るその日の惨状
泊市民の避難騒ぎ
空襲下の読谷飛行場の動き

第四章 「10月10日」当日の守備軍部隊の動向
敵機、焼夷弾で市内を無差別爆撃
打つ手なしの北・中飛行場の守備軍
北部地区守備隊、敵機を迎撃
米機、南西諸島全域を叩く

第五章 沖縄、日本本土防衛の防波堤と化す
米軍、入念に作戦を練る
無知を強いられた沖縄住民
指導者層の「正気」と「狂気」
戦時下の孤島の宿命
空襲直前の食糧事情の悪化

第六章 米軍記録にみる「那覇10・10大空襲」
勝ち目のない沖縄戦
「10・10大空襲」の狙いは何か
〝鉄の暴風〟吹き荒れる
米機、空中撮影に成功す
米軍と守備軍のはざまで混乱する住民

第七章 「無敵皇軍」の貧弱な防空体制
役立たぬ那覇市民の防空活動
大本営発表への現地軍・民の不信
米艦載機、那覇港一帯を集中攻撃す
沈黙させられた嘉手納飛行場の守備隊

第八章 「那覇10・10大空襲」による被害の実態
守備軍記録にみる軍・民の損害
空襲直後の那覇市の財政状況

第九章 日本政府、米軍の無差別爆撃に抗議
米軍の国際法違反、追及される
対策に苦慮する米政府
米政府、日本側の抗議を黙殺

参考文献
付録1 帝国陸海軍作戦計画大綱
付録2 那覇市の現状
あとがき

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