図書アル ショウワシ060006636

ある昭和史

サブタイトル1~10
自分史の試み
編著者名
色川 大吉 著
出版者
中央公論社
出版年月
1975年(昭和50年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
378p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/I66
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

はじめに
庶民生活の五十年
歴史を刻む顔
暗い北向きの土間で
「欲しがりません、勝つまでは」
焼け跡からの三十年

十五年戦争を生きる
わが個人史の試み
活動写真館の片隅で
国際連盟脱退の訓示
利根川の大氾濫
阿部定事件と二・二六
知らされなかった南京事件
「軍人なんかやめて、恋愛を試みよう」
独ソ不可侵条約の締結
小さなものへの真情
太鼓猛打、寮歌長嘯
〝冬の旅〟
ガタルカナルの悲歌
出陣学徒壮行会
目に見えない重圧
マリアナ沖海戦とサイパン玉砕
欺瞞的「挙国一致」
土浦海軍航空隊
沖縄の死闘
さまざまな八月十五日体験

ある常民の足跡
昭和五十年をつくった人びと
ほろびゆく常民
「村の母」の世界
恐慌下の農民自治運動
ようらん社と教科研
戦時下の抵抗
廃墟から―多摩自由大学
砂漠に樹を―民衆史蹟の発掘
経済成長に背を向けて―無残な丘
「平凡人の文章」
全国ふだんぎの運動
〝赤いガンジよ、ミミンズよ〟
民衆自身のことば

昭和史の天皇像
さまざまなイメージ
外国人の二つの評価
最初のヨーロッパ旅行
「御大典」前後
柳条溝の銃声
軍閥の系譜
クーデタと天皇
貴公子近衛の登場
「東亜新秩序の建設」
松岡の曲芸外交
日米危機迫る
運命の「南進論」
パール・ハーバー奇襲
防空壕の中で
「最後の聖断」
忠誠と反逆
人間天皇の姿
参考文献
あとがき