図書シン ハチオウジ シシ060006443

新八王子市史 民俗編

サブタイトル1~10
編著者名
八王子市市史編集委員会 編集
出版者
八王子市
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
614p
ISBN
NDC(分類)
213.6
請求記号
213.6/H11
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

口絵
刊行にあたって
編集にあたって
凡例
目次

第一章 八王子市の立地と民俗
第一節 立地と旧市町村
一 地形と集落立地
二 行政区画の変遷と市町村合併
第二節 土地利用と八王子の変貌
一 土地利用と八王子の変貌
二 開発と宅地造成
第三節 民族基盤としての地域の歴史情報
一 旧八王寺町
二 小宮地区
三 横山地区
四 元八王子地区
五 恩方地区
六 川口地区
七 加住地区
八 由井地区
九 浅川地区
十 由木地区
第四節 史料・日記のなかの民俗
一 史料に見る民俗
二 日記にみる民俗

第二章 地域社会の運営と互助共同
第一節 集落を巡るさまざまな伝承
一 八王子市の成立と集落
二 村の開発と伝承
三 集落の領域と構成
第二節 町会・自治会組織と運営
一 町会・自治会の起こりと推移
二 町会の組織と運営
三 町会の活動と事業
第三節 家々の付き合いと互助
一 コミュニティの母体としての村組
二 講中と組合
三 村仕事
四 共有財産
五 青年集団
六 家の伝承と親族
第四節 町会と神社祭祀
一 町会と氏子
二 旧八王寺町の祭礼と町会
コラム① 寺田町の榛名神社

第三章 新たな地域活動の展開
第一節 市民活動とまちづくり
一 地域団体の活動
二 新たな市民活動の展開
第二節 八王子まつりの変遷
一 八王子まつりの前身、「八王子市民祭」の発足
二 「八王子まつり」への改称と進化
第三節 市民祭りとその展開

第四章 農業と山川のめぐみ
第一節 稲作と畑作
一 生業と土地利用
二 稲作
三 畑作
四 竹細工と藁細工
第二節 山と川をめぐる仕事
一 林業
二 薪炭生産
三 漁撈
第三節 養蚕・酪農畜産
一 養蚕
二 製糸
三 家畜・畜産
四 酪農
第四節 観光
一 観光地と土産物
二 観光農園

第五章 織物と諸職
第一節 八王子の近代産業と織物のあゆみ
一 八王子の織物のあゆみ
二 若手織染家を育てた八王子織染学校
第二節 農村の機屋と織子
一 農村での機織り・機屋
二 町の機屋と織子たち
第三節 機屋と関連業
一 機屋
二 撚糸業と染工場
三 下織
第四節 織物の糸と用具
一 製糸
二 糸の販売と開発
三 機具と織り機
第五節 織物の販売と買継商
一 買継商の仕事
二 織物の販売と開発
第六節 職人とその技
一 諸職
二 鍛冶
三 職人と行商
四 鳶
第七節 町の商家
一 衣食住の暮らしを支えた商家
二 商家の組合と信仰
三 行商と露天商
コラム② 打越弁財天

第六章 衣と食の組み立て
第一節 衣生活
一 衣料
二 衣服の着分けと管理
三 仕事着
四 家着とよそゆき
五 ハレ着と新生活運動
六 髪型と化粧
第二節 食生活
一 食料の調達
二 食料の調製
三 食料の保存と味の継承
四 炊事と食事
五 主食・副食・間食
六 新生活運動と食生活の改善
七 嗜好品

第七章 住まいと環境
第一節 住まいの立地
一 集落の立地
二 屋敷の立地
三 町の立地
第二節 八王子市の伝統的民家
一 民家の屋根
二 主屋の間取り
三 居室の機能と利用
四 養蚕と民家
五 そのほかの八王子の民か
第三節 建築儀礼
一 地鎮祭と地業
二 上棟式
三 屋移り
第四節 民家の建築技術
一 大工の技術
二 畳職人の技術
三 鳶の建築技術
第五節 それぞれの住まい方
一 環境と住まい
二 住まい方にみる時代性と機能性
第六節 水と火
一 環境と水使い
二 燃料と明かり

第八章 季節の行事
第一節 年中行事
一 正月行事
二 春から夏にかけての行事
三 盆行事
四 秋から冬にかけての行事
第二節 商品と年中行事
一 チラシに取り上げられた年中行事
二 現代家庭の年中行事
コラム③ 横山村に造営された多摩御陵

第九章 人生儀礼
第一節 子どもの誕生と成長
一 安産と子育ての祈願
二 出産と育児
三 子どもの成長を祝う儀礼
第二節 結婚と結婚式
一 結婚
二 結婚式
第三節 葬式
一 土葬から火葬へ
二 ダンバライ
三 地域に伝わる葬具類
四 引物
第四節 供養
一 念仏
二 紙の位牌
三 四十九日
第五節 墓制
一 両墓制
二 墓の改葬・移転
三 霊園

第十章 神仏と民間信仰
第一節 神社と祭祀組織
一 神社の概要
二 氏子組織
三 神職の役割
第二節 寺院と信仰
一 寺院の概要
二 檀家組織
三 寺院行事
第三節 社寺のまつり
一 廣園寺の開山忌
二 御嶽神社の百八灯
三 浅間神社のだんご祭
四 諏訪神社のまんじゅう祭
五 永福稲荷神社のしょうが祭
六 大善寺のお十夜
七 市守大鳥神社の酉の市
第四節 高尾山と薬王院
一 薬王院の概要
二 薬王院の年中行事
三 講と檀家
四 修験組織
五 薬王院とその周辺の飯縄信仰
第五節 講とその神仏
一 在地講
二 参拝講
三 諸職の講
第六節 家の神々
一 屋敷神
二 屋内神
第七節 民間宗教者
一 修験者
二 高野聖やオウカガイなど
第八節 予兆・占いと祈願
一 気象に関する予兆と雨乞い
二 妊娠・出産・育児に関する祈願
三 生業に関する占い
四 身体の民間療法
コラム④ 札所めぐり

第十一章 ムラやマチの芸能
第一節 獅子舞
一 三匹獅子舞の系譜
二 市域各地の獅子舞
第二節 八王子車人形
一 八王子車人形 西川古柳座
二 頭・衣装・道具など
三 芸の習得
四 説経節との関わり
第三節 説経節
一 八王子の説経節
二 説経節と車人形・写し絵
三 説経節と車人形の継承
第四節 念仏芸能と唱え
一 双盤念仏
二 行事の中の念仏
第五節 木遣
一 木遣を歌う場
二 木遣の種類
三 木遣の技巧
第六節 祭囃子
一 楽器
二 曲目
三 各地区の祭囃子
四 祭囃子の交流
五 山車と祭囃子
第七節 娯楽余興芸能
一 粉屋踊り
二 神楽、村芝居、大衆演劇座
三 門付け

第十二章 口承文芸と歌-伝承の「うた」と「はなし」―
第一節 「うた」の伝承
一 労作と歌
二 祝い・踊り・座興などと歌
三 地元の歌
第二節 わらべうたと遊び
一 子どもの遊びと場と用具
二 子どもの遊び場
三 子どもの言葉遊び歌
四 子守りと子守り歌
第三節 地域に伝わる伝説と「はなし」
一 八王子の伝説の特色
二 生業にまつわる伝説と「はなし」
三 自然と気候にまつわる伝説と「はなし」
四 動植物にまつわる伝説と「はなし」
五 歴史にまつわる伝説と「はなし」

第十三章 八王子の民俗研究史
第一節 民俗学以前-江戸・明治の記録
一 風土記と名所記-八王子千人同心の地誌編さん
二 由緒と日記と道中記-村人と旅人の記録
三 統治と地方振興-明治国家による記録
第二節 民俗学の展開と地域
一 都市と地域の知識人-民俗学の登場
二 地域でのつながり
三 地域を科学する
第三節 市民活動と暮らしの記録
一 戦前から戦後へ-連続と非連続の活動
二 都市化の中の民俗
三 市民の台頭-地域を記録する
四 現代の民俗的課題-まちづくりと民俗
八王子市民俗関係文献目録

引用・参考文献一覧
あとがき
資料提供者及び話者・協力者・協力機関一覧
市史編集専門部会民俗部会
市史編さん関係者一覧