群馬世相100年
序(萩原進)
明治編
激動と騒動の幕あけ
写されていた明治十年の群馬
官庁/学校/村の風景/精糸工場/監獄/産業と名跡
動きだした県政 民権と廃娼運動
キリスト教徒の夜明け
峠を越えた鉄道
養蚕の村
新版上州本場養蚕手引寿語禄
官営富岡製糸の開業
信用に徹した水沼製糸
製糸王国南三社の繁栄
世相 街の繁盛記
明治の風俗〔働く人々〕〔農村の生活〕
戦争か非戦か 日清日露の間
バンカラと質実剛健の時代
女学校時代の開幕
近代芸術と世相
馬車も鉄道も走った
新校舎と一〇〇年前の子供たち
織都桐生の豪商たち
政治家時代が始まった
足尾銅山一〇〇年の教訓
世相と風俗 子守学校と育児院
産業の祭典と地場産業
明治 県都の表情
くらしをかえた電気と通信
大正編
大正の幕あけと世相
目覚める労働者
デモクラシー 人と事件
デモクラシーと子供たち
素顔の大正っこ
戦争と平和と
街々の様子
馬車と自動車と温泉と
大正ロマンと文化
町と村の世相
大衆芸能のスターたち
大衆娯楽のヒロイン
着ござにわらじで
八木節の風土と世相
明治・大正 橋の美学
女子教育の充実
昭和編〔戦前〕
昭和の幕あけと世相
世相のみえる町並
昭和 町並の遠望
立ち上がる労働者と農民
悲劇のはじまり
峠を越えて越後と信州へ
温泉と草競馬
戦争の足音がきこえる
前夜の祭典
果しなき戦線
男たちが消える
戦時下の青春
村と子供たち 一 二
原野もグランドもいも畑
女たちの銃後
欲しがりません勝つまでは
軍用機の町
空の守りも女から
無言の帰還と村葬
ねこそぎ供出と慰問袋
近づく敗戦の影
昭和編〔戦後〕
敗戦下の世相
動き出した戦後
土地を守れ
戦後教育の子供たち
安保と所得倍増の時代
列島改造から公害列島へ
どこへ行く車社会とゴミ戦争
世紀末のレジャー天国
農業と自然が危い
高齢化社会と次代の子ら
群馬世相一〇〇年(石原征明)
年表・群馬世相一〇〇年
資料提供・所蔵者
参考文献
あとがき
著者紹介