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軽井沢町誌 歴史(近・現代)

サブタイトル1~10
編著者名
軽井沢町誌刊行委員会 [編]
出版者
軽井沢町誌刊行委員会
出版年月
1988年(昭和63年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
754p
ISBN
NDC(分類)
215.2
請求記号
215.2/Ka69
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

はしがき(東京学芸大学教授 理学博士 市川健夫)

第一章 軽井沢の風土と近・現代
 第一節 軽井沢の地理的Ⅰ
  一 信濃国・長野県の玄関
  二 軽井沢の位置
 第二節 リゾートとしての軽井沢の風土
  一 屋根のない病院
  二 高原的風土
  三 緑に包まれた自然
 第三節 国際文化観光都市・軽井沢
  一 国際的なリゾート
  二 東京の週末旅行地
  三 外来資本による開発
  四 軽井沢の地域文化

第二章 明治前期の歩み
 あらまし
 第一節 明治維新と軽井沢(臼田中学校教諭 上原邦一)
  一 西牧騒動
  二 戊辰戦争と時代の夜明け
  三 伝馬助郷の廃止から交通自由時代へ
 第二節 戸長役場の成立
  一 動揺静めの勅使
  二 廃藩置県
  三 自治のはじまりと村の状勢
  四 村の統合と戸長役場
  五 軽井沢地域と県会
 第三節 碓氷新道と直江津線の全通
  一 七道開鑿の第一号路線
  二 人と車が賑わう新道
  三 馬車鉄道の開業
  四 中山道鉄道と直江津線
  五 郵便・電信時代の到来
 第四節 軽井沢の文明開化(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 外国人の浅間山登山
  二 振起・又新・分里・発仁四小学校の開設
  三 軽井沢・峠・長倉・追分・発地の村誌

第三章 明治後期の歩み
 あらまし
 第一節 町村制の施行と村政(臼田中学校教諭 上原邦一)
  一 東・西長倉村の成立
  二 行政と組織
  三 東長倉村役場の位置で対立
  四 村の行政と予算
  五 村と郡会・県会
 第二節 外国人による避暑地の発見と形成(長野県望月少年自然の家所長 小林収)
  一 避暑別荘地のはじまり
  豪雨に沈下した軽井沢〔コラム〕
 第三節 交通の発達と地域産業(臼田中学校教諭 上原邦一)
  一 鉄道の発達と地域
  二 雨宮敬次郎らの開発事業
  三 新しい地域産業の形成
  山間の独立区「小瀬林業村」〔コラム〕
  天然製氷〔コラム〕
 第四節 庶民の生業と生活
  一 地域の発展と村政
  二 交通革命と地域の変化
  三 追分・沓掛のよみがえり
  四 日清・日露戦争と長倉村
  五 国際避暑地化の伸展
  飯田事件と桜井平吉〔コラム〕
 第五節 義務教育の普及と地域化(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 小学校教育の整備
  二 高原と活火山の自然研究
  三 軽井沢のテニスとスケート
  四 内・外国人の軽井沢観
  軽井沢の若山牧水〔コラム〕

第四章 大正時代の歩み
 あらまし
 第一節 第一次大戦中、戦後の好況と軽井沢(埴生中学校教諭 大橋幸文)
  一 第一次大戦と軽井沢
  二 戦後恐慌と町政
  三 社会問題の発生
 第二節 別荘地の拡大と変貌(長野県望月少年自然の家所長 小林収)
  一 野沢原を中心とした別荘地造成
  二 千ヶ滝と南軽井沢別荘地の開発
  三 星野温泉と別荘
  にせ赤い鳥事件〔コラム〕
  四 軽井沢避暑団の活動
  北原白秋の絶唱「落葉松」〔コラム〕
  五 大正時代の避暑生活
  六 大正時代の別荘地の変貌
 第三節 軽井沢の地域産業の発展(埴生中学校教諭 大橋幸文)
  一 農業・畜産の発展
  二 製氷など新しい産業の発達
  三 交通・通信の発達
  四 産業組合の設立
 第四節 大正デモクラシーと地方自治
  一 大正デモクラシーと自治の拡大
  二 軽井沢警察署の発足
  三 郡制の廃止と軽井沢
  四 部落有財産の整理統合
  五 町制の施行と軽井沢
  六 軽井沢町報の発刊
 第五節 学校教育と文化活動の発達(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 大正時代の小学校教育
  二 軽井沢の夏季大学運動
  追分節の正統〔コラム〕

第五章 昭和前期の歩み
 あらまし
 第一節 軽井沢の国際化と観光地他(長野県望月少年自然の家所長 小林収)
  一 交通の整備と観光地化
  二 避暑生活とその特色
  三 戦争の進展と国際的舞台としての軽井沢
 第二節 昭和恐慌と軽井沢(埴生中学校教諭 大橋幸文)
  一 経済不況と町村政
  二 恐慌とその対策
  三 生活改善運動などと行政
 第三節 戦争の激化と社会生活
  一 戦争の勃発と翼賛運動
  二 戦時下の産業と経済
  三 観光開発と行政
  長谷川伸作「沓掛時次郎」〔コラム〕
 第四節 戦時下の行政と新軽井沢町の誕生
  一 戦時下の町制
  二 都市計画の策定
  三 西長倉村との合併と新軽井沢町の誕生
  四 戦時下の町民生活
  五 軽井沢の戦死者
  満州移民〔コラム〕
 第五節 昭和恐慌と戦時下の教育(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 戦時下の小学校と国民学校
  軽井沢校長女学校の創立〔コラム〕
  二 浅間山火山の観測と植生・野鳥
  三 軽井沢・追分の堀辰雄
  四 津村信夫・立原道造の青春の詩
  川端康成の「高原」〔コラム〕

第六章 昭和後期の歩み
 あらまし
 第一節 敗戦と占領下の軽井沢(上田西高等学校教諭 佐々木清司)
  一 八月十五日の敗戦と軽井沢町の動向
  二 米占領軍の軽井沢接収
  三 新しい地方自治の展開
  四 食糧危機と町民の生活
 第二節 農村の諸改革と食糧政策
  一 農地改革と農村の民主化
  二 農業協同組合の発足
  三 高原野菜の産地形成
  四 食糧の増産運動
  大日向開拓地の建設〔コラム〕
 第三節 国際文化都市の指定と軽井沢(長野県望月少年自然の家所長 小林収)
  一 ホテルの再開と復興への動き
  二 第二次大戦後の別荘や避暑客の様子
  三 「国際親善文化観光都市」の指定
  四 皇太子ご成婚とテニスブーム
  五 スケートによる冬の観光
  六 スポーツとレクリエーション施設の増加
  七 会社・学校寮の増加
 第四節 地域経済の発展と町政(上田西高等学校教諭 佐々木清司)
  一 経済復興期の町政
  浅間山米軍演習場問題〔コラム〕
  二 沓掛の大火と復興
  三 個性のある地場産業の展開
 第五節 六・三・三制教育と軽井沢の文化(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 軽井沢中学・高校の発足
  軽井沢夏期大学の再開〔コラム〕
  二 疎開以後の室生犀星・正宗白鳥

第七章 現代の軽井沢
 あらまし
 第一節 経済の高度成長と地域経済(上田西高等学校教諭 佐々木清司)
  一 自動車交通の発達と軽井沢
  二 草軽電鉄の廃止と信越新線の建設
  三 農林業の変容
  軽井沢の災害〔コラム〕
 第二節 町政の展開と社会福祉
  一 町政の展開
  あさま山荘事件〔コラム〕
  二 新軽井沢大火と区画整理事業
  三 軽井沢町の財政と公共投資
  四 社会福祉事業の展開
 第三節 観光都市としての軽井沢(長野県望月少年自然の家所長 小林収)
  一 戦後の大規模な別荘地造成
  二 夏期出張店の増加と商店街の変貌
  三 自然保護・環境保全への動き
  政治家の別荘と軽井沢〔コラム〕
 第四節 教育文化・スポーツの発展(屋代高等学校教諭 小林英一)
  一 軽井沢の小・中・高校
  二 公民館活動と図書館・資料館
  町民の詠んだ短歌〔コラム〕
  三 軽井沢の自然観照と保護
  四 遺跡の発掘と文化財保護
  軽井沢の文学散歩と昔語り〔コラム〕
  五 オリンピック馬術競技大会の開催
  軽井沢町志[歴史篇]の発行〔コラム〕

第八章 年表(軽井沢町歴史民俗資料館運営協議会委員 島崎清)

参考文献
軽井沢町誌刊行委員会
写真・資料ご協力者