垂水市史料集(十三)
戦争体験の発刊に寄せて(市長・岩下眞人)
はじめに(教育長・塩釜繁)
まえがき(編集委員長・中島信夫)
一、従軍記・復員
あの日から五十年(永峯重雄)
飢餓前線ブーゲンビル島の闘い(田中優作)
ブーゲンビル島の生活(堀之内義雄)
都城歩兵第23連隊第7中隊一兵士の戦記(井之上秀美)
鎮魂の海、真夏の海に燃えて沈んだ方々に哀悼の誠を捧ぐ(濱田有則)
戦史に類を見ない長征の第37師団(長濱隆二)
私の辿ってきた畔路(西三男)
敗戦(川上一夫)
命消える前夜(中島三郎)
泡沫の満州時代(郡山透)
必死の士官候補生(長濱兼満)
戦後五十年を回顧する私の軍隊生活の思い出(徳留得藏)
私の戦争体験(濱畑隆雄)
私の戦争体験記(上ノ原行夫)
二、外地での生活・外地引き揚げ
北朝鮮からの引き揚げ記(山元タミ)
終戦体験記(篠原和江)
戦争と私(郡山トシ子)
私の青春時代(鹿屋幸子)
私と戦争(諏訪敏子)
空襲や奉仕作業、終戦の想い出(川添睦子)
私の戦中戦後(宮田愛熊)
戦中戦後を生きて(宮田秀子)
三、市内軍事施設
大東亜戦争終末期の松ケ崎地区(篠原有幸)
牛根地区の戦争終末状況(有村純久)
幻の垂水海軍航空隊(長友忠男)
本土決戦をめざす垂水航空隊(弓指重豊)
垂水海軍航空隊(中島信夫)
五十年前を思い出して(梅北キヨ子)
四、学徒動員・産業戦士
終戦前後の思い出(川崎達哉)
青春なき戦い(鹿屋兼彦)
戦争と私(脇元キサエ)
終戦そして復員(肥後てる子)
戦火の日々は遠く哀しく(添田ミエ)
学徒動員(川畑弘見)
五、空襲
仮校舎の数か所から黒煙―早ようご真影を!-(長友忠男)
我が学び舎は燃え尽きて(上田ヒデ)
私と戦争(倉岡ツルエ)
垂水町戦災体験記(丸山喜一郎)
私と戦争(三森たえ)
垂水空襲の日(山本助二)
協和校での空襲(二川カオリ)
真っ赤な昼の太陽-戦後五十年の思い出(荒井和子)
昭和二十年八月五日(川畑弘見)
上本城の被爆(大坪スズ子)
終戦前後の思い出(瀬戸口ゆみ)
空襲の思い出(岩元重之助)
あの日、あの時―思い出は鮮烈に―(田中毅)
柊原の空襲(立元栄治)
恐怖の大空襲(篠原サチ)
焼け跡の思い出(永田サツ子)
終戦前後の思い出(安楽ヒサエ)
戦災日記―八月五日(日曜)(山口栄之)
(市外)
私の空襲体験(中島泰美)
凄惨(中島信夫)
鹿児島駅大空襲の難をのがれて(小田ミエ子)
鹿児島の空襲に遭って(川崎ヒロ)
戦争の思い出(肝付ヒデ子)
平和を願いながら(西川さち子)
戦争と私(山田スミ)
戦後五十年、傷ついて五十年(岩崎タエ)
六、戦争中の思い出
戦争中の思い出(梅田アキ)
私の終戦前後(中村義彦)
戦後五十年(長浜計佐市)
戦争そして終戦のあの頃のことを思う(下世吉美)
私の戦争体験記(山之口康人)
戦前戦後の状況及び体協設立について(中野清三)
戦中、戦後の体験記(大迫フミ子)
七、生活苦・食糧難
私の戦争体験(木場サナ)
戦前戦後、母と私の生活(秋峯いくよ)
つらかった思い出(西元ヨシエ)
食糧買い出しの思い出(中島信夫)
八、垂水丸遭難
第六垂水丸遭難事故(長友忠男)
鎮魂の祈り(川井田稔)
垂水丸遭難に寄せて(室屋新七)
垂水丸沈没乗客七百名遭難 鹿児島日報
九、その他
招集令状と私の家族(池田三月)
六十年前の本城川周辺(長友忠男)
戦災前の垂水市街地(長友忠男)
大隅の玄関垂水のシンボルだった桟橋(長友忠男)
なつかしい故郷垂水(手紙文)(長野ヒノ)
あとがき(町田洋一)