図書目録ヒラク コウチョウ ト シテ ジョセイ ト シテ資料番号:060005872

ひらく 校長として女性として

サブタイトル
学校図書館と関わりながら
編著者名
品川 洋子 著者
出版者
中央公論事業出版
出版年月
2015年(平成27年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
425p
ISBN
NDC(分類)
372.8
請求記号
372.8/Sh58
保管場所
閉架準備棚
内容注記
著者略年譜、著書・主要共著、略歴あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序文(国立大学法人福岡教育大学学長 寺尾愼一)
品川洋子先生の出版に寄せて(全国学校図書館協議会 学校図書館スーパーバイザー 加留部謹一)

はじめに-本と学校がいつも身近に

第一部 「朝に星明りを抱き」-戦後の新制大学一期生から女性の校長として
第一章 大学一期生から中学校教諭
一 幼少期から新制大学一期生卒業まで
(一)戦中の東京でのどかな日
(二)疎開して旧制女学校へ
(三)学校改革で新制大学を受験
(四)大学一期生男女共学大学に
二 中学校教諭十七年で「黄金の鍵」を得る
(一)初任給で夢中に(思永中学校)
(二)新規採用教師のころ
(三)生徒と教師が成長する学校で
(四)中学校二校の教諭十七年間

第二章 教頭職、校長職に就く
一 教頭担当職として十年間
(一)突然の電話から指導主事に
(二)女性の教頭、校長など少数の中で
(三)指導主事、教頭の十年間
二 校長相当職として十二年間
(一)養護教育センター所長と校長の五年間
(二)中学校二校の校長七年間(その一 菊陵中学校)
(三)中学校二校の校長七年間(その二 教職の総括として)
(四)教職定年退職に当たって

第三章 北九州市と全国の女性学校管理職
一 北九州市女性史の中の学校管理職
(一)女性学校管理職の登用と増加
(二)男女共学世代の始めの女性学校管理職
(三)女性の学校管理職の就任年齢とその後の活動
二 全国公立小・中学校女性校長会
(一)全国の女性校長会組織
(二)全国の女性校長増加状況
(三)全国の退職女性校長会組織

第四章 女性の学校管理職へ伝えたいこと
一 北九州市女性学校管理職の会誌
(一)会誌の発行
(二)会誌「華」へ会長巻頭文
(三)会誌「華」へ定年退職後
二 校長は論文を書くべき
(一)内的権威と教育研究論文
(二)学校での教育研究論文三種
(三)論文は多忙の中で書く

第二部 「遠くを見つつ種を播く」-読書と学校図書(学習情報センター)活用をすすめて
第一章 読む本を求めて
一 東京の幼少期から戦後の女学校で
(一)戦中の幼少期「それはなあに」
(二)小学校時、家庭と学校で
(三)女学校時にお米と本の交換
二 新制大学一期生として本不足の中で
(一)師範学校で文学ノートを書く
(二)借りた本と買った「アテネ文庫」
(三)卒業論文の資料検索で「告白ですか」

第二章 学校図書の係に
一 教職すぐに「ドアを叩く」
(一)すすんで学校図書の係に
(二)司書、司書教諭資格の取得
(三)社会教育主事、博物館学芸員資格の取得
(四)赤坂離宮の国立国会図書館と小泉信三講演
二 学校図書館の整備、活用
(一)思永中学校図書館の本格整備
(二)図書館ニュースを生徒版と職員版の二種に
(三)思永中学校図書館の充実
(四)”あす”を重ねて

第三章 読書と「私の選んだミニ研究」のすすめ
一 読書に親しませる
(一)生徒に本を近づける
(二)中学校三年間にこんな本を
(三)卒業後まで読書のすすめ
(四)その後の同窓会で
二 集団読書と「私の選んだミニ研究」
(一)菊陵中学校ルネサンス
(二)校長講話として集団読書「三段階方式」
(三)ミニ研究は「点は天がつけてくれます」

第三部 「夕べに月影を踏む」-大学の講師や地域文化に関わって
第一章 福岡教育大学の講師
一 母校の大学の講師
(一)退職後、母校の講師に
(二)福岡教育大学のこれまで
(三)担当する科目とテキストの方針
二 教職必修科目の講師
(一)「生徒指導」「道徳教育の研究」
(二)「教育実習の事前指導」
(三)教師を志す学生へ
三 司書教諭科目の講師
(一)学校図書館法改正による司書教諭科目
(二)司書教諭科目の授業計画
(三)司書教諭科目のテキスト一編、二編

第二章 司書教諭講習の講師
一 現職教諭への司書教諭資格の講習
(一)講習規程と講習要綱
(二)現職教諭への講習
(三)学校司書配置の動き
二 私立大学、県外の講師
(一)九州女子大学の講師、教授
(二)西南学院大学の講師
(三)多用な平成十三年度
(四)圏外の学校図書館講演会講師

三 年月を重ねて
(一)福岡県学校図書館協議会の行事
(二)母校の大学創立六十周年記念行事へ参加
(三)講師の区切り
(四)講師として「夏に熱く」
第三章 地域文化として小倉における森鴎外
一 森鴎外と小倉
(一)森鴎外の小倉勤務と住居
(二)北九州森鴎外記念会で
(三)鴎外忌と住居跡
二 『小倉日記』による森鴎外の小倉での日々
(一)簡素な暮らし
(二)公務以外の交友
(三)生活の不便と精励の日々
三 『小倉日記』とボンボニエール
(一)『小倉日記』の中の銀製果(菓)子器
(二)東京帰任後のボンボニエエル
(三)付記としてボンボニエールと「銀のペン皿」
四 森鴎外作詩「沙羅の木」につけられた三曲
(一)六月の花「沙羅の木」の花
(二)「沙羅の木」の歌
(三)沙羅の木の植樹

品川洋子(しながわ・ひろこ)略年譜
著書・主要共著

終わりに-若い日からの線が環になって

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