図書ゲンバク クヨウトウ060005616

原爆供養塔

サブタイトル1~10
忘れられた遺骨の70年
編著者名
堀川 惠子 著者
出版者
文藝春秋
出版年月
2015年(平成27年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
359p
ISBN
9784163902692
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/H89
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

序章 

第一章 慰霊の場
さまよう遺骨
供養塔の建立
迷惑施設になった死者の塚
漁協ボスの涙

第二章 佐伯敏子の足跡
シャキリの音
置屋からの脱走
道場荒らし
結婚、そして母との和解

第三章 運命の日
昭和二〇年八月五日
八月六日
八月七日
一族一三人の死
母の首
再会した家族
原爆症の日々
もの言わぬ土饅頭

第四章 原爆供養塔とともに
義父母の遺骨
死者が眠る場所へ
遺骨を家族のもとへ
自分の言葉で伝える
姉たちとの和解

第五章 残された遺骨
二〇〇四年夏、似鳥
二〇一三年春、広島
納骨名簿、八一六人
運命をわけた二人
過去帳の中の戦死者たち
ある弁護士の足跡
製鉄所のある町で

第六章 納骨名簿の謎
「おうとるほうが不思議よね」
少年特攻兵の記憶
似鳥の少年兵
動かなかった海軍兵学校
無縁仏七万柱の根拠
名簿に名はなくとも

第七章 二つの名前
成岡のヤマモトさん
名簿の中の朝鮮半島出身者
朴さんの長い旅

第八章 生きていた〝死者”
従軍看護婦の遺骨?
運命のいたずら
戦争の不条理は非力な人々に
まだあった納骨名簿の生存者
課長の覚悟
語られなかった戦後

第九章 魂は故郷に
沖縄から来た兵士
帰っていた遺骨
『黒い雨』の里で
家族の思い出

終章
あとがき
参考文献