これが戦争だった
- サブタイトル
- 己れなき日々の記録 教職員の戦争体験集
- 編著者名
- 山梨県教職員組合 編
- 出版者
- 石川淳
- 出版年月
- 1982年(昭和57年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 439p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Y35
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき(委員長 山本仁)
序にかえて・十五年戦争(教文部長 望月忠男)
第一章 戦争中のくらし
戦争中のくらし(藤波信雄)
戦中・戦後の村の生活(梅谷正典)
私の青春・十五年戦争と共に(田中光幸)
一機でも多く一艦でも多く(斎藤辰雄)
”戦争一色”の青春(串松秀太郎)
草との闘い(渡辺怜子)
つぎはぎだらけの下着(岩間智子)
ペンをヤスリにかえて(中村寛幸)
青春の根岸(横浜)の丘(村田春子)
私の青春(渡辺きよ子)
学童疎開(堀内栄)
切り干しドロボウ(土屋晴男)
朝鮮からの引き上げ 竹の子生活(長谷川清子)
記憶の断片(酒井正男)
遺児と言われて育った私(深山泰朗)
〈聞き取り〉
戦争と平和(稲山英世)
白かべを黒くぬって(有馬幸絵)
あまみのないおまんじゅう(村山好美)
帰ってこなかったおじいさん(土橋実里)
知らなかった敗戦(深沢有里)
ほしがりません、勝つまでは(清水久美子)
「すいとん」を食べる(深沢みのり)
おそろしい戦争(依田千春)
戦争はもういやだ(石井夕己)
戦争とおばあちゃん(伏見功)
むごい戦争(天野さゆり)
電気がもったいない(佐野由美子)
隣組で防空演習(鈴木智子)
楽しくなかったラジオ(荻原喜美子)
パパ・ママ、ピカドンデ、ハングリ、ハングリー(池川裕子)
死体を石油で焼く(依田彰仁)
戦争はみんなを”同じ”にさせる(有賀香里)
臨時ニュースではじまった戦争(輿石文子)
戦争を二度と起こさないために(中畑忠敏)
祖母・63才からの話(佐野理恵子)
第二章 空襲
吾が戦争体験記(菊島峯吉)
三回の被爆(川口茂弘)
わたしの七月六日(畑野知徳)
甲府空襲・断章(飯沼勝之)
燃え落ちる校舎(荻野初)
悲しき八月十三日(中村嘉子)
こわかった機銃掃射(柳川てる子)
武蔵航空での被爆(舟久保寛)
累累たる死体の中で(羽田公紀)
肉親を奪った東京大空襲(中島三成)
〈聞き取り〉
赤々と燃えた甲府の街(岡部明子)
甲府空襲(坂本浩章)
おばさんからの「甲府空襲」の話(小林さえ子)
富士見空襲のはなし(土橋孝)
空襲・空襲また空襲(古屋敦子)
祖父・母の空襲体験から(飯沼千裕)
第三章 戦場・軍隊での体験
兵卒の頃(野田照雄)
一兵卒の記(杉原敏雄)
軍隊の条件(清水二雄)
”本土決戦”(石田善男)
私の戦史(渡辺修孝)
三分差の命拾い(篠原栄夫)
”わだつみの道”(小池一忠)
死は紙一重(依田明)
赤い夕日の満州(佐野久富)
戦争は人間を狂気に(大西竹二)
抑留生活体験記(内田勝千代)
負傷者に手榴弾を渡して(古屋栄)
マラリア熱におかされて(中楯嘉幸)
幾人も兵士を看取って(古屋光代)
輸送船(佐藤精一)
〈聞き取り〉
太平洋戦争(横内裕子)
おじいさんから聞いた話(雨宮恵)
不便だった水(岩下あかね)
捕虜生活(樋川直人)
たった一枚の紙きれで(天野敏彦)
20才で兵隊になったおじさん(横田靖)
予科練で(矢崎千恵)
憲兵中尉だった祖父(鈴木美鈴)
第四章 戦争と教師
私の受けた戦中教育(弦間耕一)
炎天下の行軍(深沢忠一)
モンペ姿の女学校生活(和田富子)
ああ紅の血は燃ゆる(渡辺和男)
戦時下の身延中学生(若林一郎)
私と教師と戦争(岩沢良夫)
挫折・疑い、罪深さのなかで(長田新治郎)
戦争と教師(井上秀文)
「還らぬ一機」(岩間邦男)
満蒙開拓青少年義勇軍・少年兵のこと(深沢優平)
つらくない・それはうそだった(稲葉くら)
朝鮮の小学校で(依田滋子)
満州での教師生活(荻野嘉次)
第五章 戦争と草・花
記憶の糸をたぐりながら(成島宗治)
桑の実(石川寿恵子)
生きることへの戦い(伊藤信弘)
向日葵(土屋正秋)
花に刻みこまれた私の「終戦記念日」
(注)むずかしい語句の説明
参考1~5
昭和史略年表
あとがき
表紙について(望月好訓)
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