図書センソウ ト ガイホウズ060005286

戦争と外邦図

サブタイトル1~10
地図で読むフィリピンの戦い
編著者名
菊地 正浩 著者
出版者
草思社
出版年月
2014年(平成26年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
125p
ISBN
9784794220677
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ki24
保管場所
開架一般
内容注記
和書 展示資料
目次

はじめに

1 父の戦地ルソン島へ―五十年後の訪問
マニラからキアンガンへの道のり
ルソン島への出征
遺骨なき骨箱
玉砕必至の持久拘束作戦
熱帯雨林の山岳地帯とモンスーンの島嶼
日本人によって完成した「ベンゲット道」
戦没者は犬死にか
リンガエン湾上陸の明暗
兵站の任務は物資の配給
持久拘束作戦とは
尚武集団最後の防御陣地バギオ
惨劇・ラムット川の大虐殺
山下大将は複廊陣地へ転進
アシン川複廊陣地
塩川ではなく涙川
山下大将降伏のキアンガン小学校へ
複廊陣地プログ山に伝わる神話
戦没者すべての人に、キアンガンの合同慰霊碑
マニラ湾のサンセット

2 渡辺はま子と上遠野寛子―モンテンルパと南方留学生
モンテンルパの戦犯収容所
あゝモンテンルパの夜は更けて
戦犯たちを救った歌
戦犯収容所の全員釈放
南方留学生たち

3 大本営は地誌・地形を読めたのか―ガダルカナルはどこだ
地誌を読めない大本営作戦参謀
ガバルアン丘の玉砕
熱地作戦地帯でも防寒は必要
本土作戦と地形①「陸海作戦用図」
本土作戦と地形②大本営の松代疎開計画
東部ニューギニアの死闘
無謀な作戦の裏には
地形・風俗習慣を知って地図をみる

4 大東亜共栄圏と外邦図―残された華麗な地図たち
外邦図とは何か
焼却を免れた「外邦図」
外邦図を求める長蛇の列
多くの外邦図を生んだ大東亜共栄圏
大東亜共栄圏構想の背景
測量と外邦図作製の流れ
外邦図にみる国・島の改名
南洋と日本の関係
当時の各地域の背景
大東亜共栄圏の教育について
進まない遺骨収集
戦没者の慰霊

戦前戦中の南方地図【外邦図図録】
あとがき