図書コウシテ ジョセイ ワ ツヨク ナッタ060005012

こうして女性は強くなった。

サブタイトル1~10
家庭面の100年
編著者名
読売新聞生活部 編
出版者
中央公論新社
出版年月
2014年(平成26年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
197p
ISBN
9784120045837
NDC(分類)
367.21
請求記号
367.21/Y81
保管場所
開架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

はじめに

第一章 美を求めて
「型紙」付き記事で洋装普及
「アッパッパ」で洋装化
連載漫画 主人公は女性
女学生に体育ブーム
「自由で解放的」を体現
洋装不慣れ「チグハグ」
パリの最新モード紹介
和服の着こなし批評
メーク 米女優へのあこがれ
資生堂 斬新な広告に力
パーマをめぐり大騒動
「頑健な骨骼」 戦中の美人
「標準服」 洋装の契機に
モンペ 「科学的」に推奨

第二章 母として
産児制限運動 軍が排撃
母子手帳 「お国のため」
「日本の母」 わが子ささげた
「軍神の母」求める声高く
企業が広めた家族計画
避妊の普及に実地指導員
言い伝えより「科学的」見地
子どもを「英才教室」へ
危ない遊び、悪書に悩む親
おまけ付き菓子 大ブーム
あこがれの手作りおやつ
育児ノイローゼ 社会問題に
豊かさの中「不登校」出現
「学校恐怖症」 親の過剰期待
増えた「高年初産」

column 大正の子ども
「純真無垢」童謡童話から
可能性と権利を尊重
西洋の玩具 楽しみ進化

第三章 働く女
断髪洋装 働く女の決意
女の壁解消 生涯の志
異例の女性編集責任者
女性の「道徳」覆すコラム
女性の覚醒を願う記者
身を削り表現の場築く
「人生案内」の原型
相手の立場で助言
貞操問題……怒りの退社
「生命か貞操か」の時代
女性言論人の舞台に
共働き 夫に気を使う
「博覧会」 求職女性に光明
女性特派員の先駆け
女性の就労 困窮で加速
勤労賛美 工場に動員
男女の賃金格差 固定化
「母性の涵養」 労働と直結
市川房枝 職場婚の勧め
平和が戻り 紙面再開
ママ自ら保育所設立
夫婦共働き 「カギっ子」登場
集団保育の長所・短所

第四章 政治への参画
米騒動 記事差し止め
「新婦人協会」設立 政治参加へ
特派員・市川房枝 米で交流
労働状況 日米差に暗然
爪痕にボランティアの芽
救済活動を機に婦人団体団結
「婦人参政権」獲得へ
参政権獲得と不戦の決意

第五章 食べる、暮らす
栄養不足 改善へ司令塔
混雑回避 食堂にサンプル
台所の熱源 電気、ガスへ
集合住宅の暮らし提案
増える結婚 ぜいたく自制
「国民食」の榮養基準 むなしく
食糧事情が悪化 郷土食に脚光
「大和家」 翼賛の模範示す
国策通り 全員が体力自慢
「隣組」一丸 国家下支え
笑いも冒険もダメ

column 料理再現
油揚げでトマト煮に挑む
日本流コロッケ定着
中国料理 変わらぬ手軽さ
豚肉 わざわざ脂抜き
米不足 主食にパン登場
カフェの定番 ドーナツ
とんでもない「豚煮」
廢物利用 野菜の皮まで
カレーライス 食卓に浸透
甘さなし 辛味マヨネーズ
ぜいたくは敵 「代用食」盛ん
食糧確保のため郷土食に注目

年表 社会と家庭面の100年