写真で見る海軍糧食史　新版改訂版

プロローグ

第一章　黎明期＜幕府海軍時代＞
①近代海軍の萌芽
②咸臨丸の太平洋横断
③糧食法令体制の萌芽
④海軍議定条例
⑤王政復古と日本海軍

第二章　第一期＜無標準金給時代＞
①海軍概則之事と海軍規則
②海軍禄制の制定
③初期の日本海軍
④初の観艦式と明治五年の西海御巡幸
⑤海兵隊の創設
⑥佐賀の乱と日本海軍
⑦征台の役と日本海軍
⑧萩の乱と日本海軍
⑨西南戦争と日本海軍
⑩明治十三年の改正

第三章　第二期＜標準指定金給時代＞
①遠洋航海と脚気との闘い
②標準食糧表の制定と軍艦筑波の遠洋航海
③海軍のパン食の開始
④艦船営下士以下食料給与概則
⑤缶詰の本格使用の始まり

第四章　第三期＜兵食品給時代＞
第一部　日清戦争期
①海軍糧食条例
②食卓料
③海軍糧食条例と糧食経理規定
④日清戦争と缶詰

第二部　明治三十年以降
①海軍糧食条例と海軍糧食経理規定の改正と米麦飯の復活
②海軍給与令
③給糧船の誕生
④日露戦争での糧食例
⑤海軍の生麺麭と乾麺麭
⑥明治四十四年改正
⑦缶詰の発達

第三部　大正編
①欧州大戦への参加
②海軍兵食研究調査委員会の設置
③大正十三年の主要糧食品日額供給額表の改正
④給糧艦間宮の登場
⑤潜水艦航海食の制定
⑥潜水母艦の登場
⑦第四十三号潜水艦の事故
⑧航空増加食の制定

第四部　昭和初期編
①昭和三年の脚気発生と精白胚芽米
②記念日の献立と加給日
③昭和五年の潜水艦航海食の実験
④海軍の軍属
⑤海軍の糧食調達システム
⑥海軍の調理
⑦海軍の食器
⑧艦内の水使用について
⑨浴室と厠
⑩潜水艦救難方法の研究

第五部　昭和前期編
①昭和六年の海軍給与令の大改正
②食品梱包の各種規格
③昭和七年の海軍献立
④昭和八年の潜水艦航海糧食の改定
⑤昭和十年の海軍給与令改正（パン食の廢止）
⑥饗応

第六部　昭和中期編
①支那事変と海軍給与令
②食品購買手続の改正
③潜水艦航海糧食の改正
④航空糧食の制式改正
⑤支那事変と航空糧食
⑥菓子折提供の中止
⑦遠洋航海の献立
⑧海軍の短艇
⑨短艇の任務と溺者救助
⑩戦闘応急配食

第七部　昭和後期編
①昭和十六年の「海軍給与令」改正
②大東亜戦争と海軍将校の食事
③給糧艦の新設
④昭和十七年の「海軍給与令」改正
⑤大東亜戦争と潜水艦乗員糧食表
⑥特殊製剤の使用
⑦大東亜戦争と航空糧食
⑧現地生産……いわゆる海軍の現地自活
⑨設営隊と施設部門の拡大
⑩代用品と特殊糧食の登場

エピローグ