図書ケンショウ ボウクウホウ060004997

検証防空法

サブタイトル1~10
空襲下で禁じられた避難
編著者名
水島 朝穂 [ほか]著/大前 治 [ほか]著
出版者
法律文化社
出版年月
2014年(平成26年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
268p
ISBN
9784589035707
NDC(分類)
393.6
請求記号
393.6/Mi96
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり 年表あり
和書
目次

プロローグ 逃げない理由

第一章 なぜ逃げなかったのか
一 空襲の恐怖よりも大きかった「重圧」
二 防空法の制定 何を守ろうとしたか
三 初期の防空訓練と燈火管制
四 命を投げ出して御国を守れ 防空法の改正

第二章 退去の禁止、消火の義務付け
一 都市からの退去を禁ず(防空法八条の三)
二 空襲時には火を消せ(防空法八条の五)

第三章 情報操作と相互監視
一 大空襲は「想定外」ではなかった
二 防空壕は「床下を掘れ」 生き埋め被害拡大へ
三 防空の任務を担う「隣組」 参加と監視のシステム

第四章 悲壮な精神主義の結末
一 「焼夷弾は恐ろしくないという感じを持たせる」
二 東京大空襲を受けて、「さらに敢闘努力せよ」
三 押収された米軍の伝単(空襲予告ビラ)
四 「人貴キカ、物貴キカ」 空襲直後の帝国議会

エピローグ 防空法とは何だったのか
一 防空法制研究が切りひらいた大阪空襲訴訟
二 3・11後のいま、改めて問う現代的意味

略年表
防空法の条文
判決文
参考文献・資料
大阪空襲訴訟弁護団の一人として
あとがき