鉛筆部隊と特攻隊
第一章 鉛筆部隊
長野県広丘村の唱歌
学童集団疎開
神鷲と鉛筆部隊
元鉛筆部隊の人たち
「帰ってきたらお嫁さんになって」
甦った寮歌
特攻隊員からの手紙
千代の湯鉛筆部隊立川裕子様
父からの手紙
特攻隊員の形見
特攻隊員の生まれ変わり
第二章 下北沢
北沢川文化遺産保存の会
代沢小の安吾文学碑
戦争経験を聴く会、語る会
元鉛筆部隊 疎開学童の話を聴く
鉛筆で戦う鉛筆部隊
六十四年ぶりの唱歌
第三章 浅間温泉
子どもたちのための感動ノンフィクション大賞
広丘へ
飛行場の整地
浅間温泉へ
祝賀飛行
浅間温泉の特攻隊
生きて帰った特攻兵
曲芸飛行
血判の日の丸
富貴之湯の特攻隊
武揚隊と学童の歌
第四章 特攻隊
『きけわだつみのこえ』
わだつみのこえ記念館
『明治学院百年史』
武揚隊長谷川信少尉
第八飛行師団
九九式襲撃機
特攻兵の大和島根
兵戈無用
長谷川信碑
大人のためのノンフィクションへ
上原良司と長谷川信
第五章 武剋隊と武揚隊
目之湯の学童と武剋隊
訓練飛行
武剋隊先陣の出発
武剋隊後陣の出発
桐の湯の特攻兵
飛龍の特攻出撃
さくら弾機
陸軍松本飛行場
鉛筆部隊の二人
東京から来た女の子
目之湯の特攻隊員
目之湯の引率の先生
隊長の恋文
『鉛筆部隊の子どもたち』の反響
整備兵からの手紙
第六章 武揚隊の遺墨
新資料発見
特攻兵への慰問
決戦の年
宝子さんのアルバム
松本高女
特攻人形
和綴じ帳十八ページ
模造飛行機
終章 残された謎
物語を編む
慰問の日付
神鷲君のまみの静けさ
武剋隊・武揚隊の松本浅間
航空機乗員養成所
六十七年ぶりの桜
満州平台飛行場
遺された声
学校日誌
知覧慰霊祭
敵機の実情
特攻兵の熱い想い
燈滅せんとして光を増す
あとがきの物語
ネットが繋ぎ留めた歴史
松本発の秘やかな特攻隊
主な参考文献