図書目録シベリア ヨクリュウ ゼンシ資料番号:060004850

シベリア抑留全史

サブタイトル
編著者名
長勢 了治 著
出版者
原書房
出版年月
2013年(平成25年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
617p
ISBN
9784562049318
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/N22
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

日本人用ラーゲリ(収容地区)の所在地と地域別死亡者数

第一章 ロシアの領土拡大と日本 ソ連モンゴル抑留の前史
一 ロシアの東征と南下
二 樺太と千島列島
三 満洲と朝鮮

第二章 第二次世界大戦と日ソ戦争
一 第二次世界大戦中の日ソ関係
二 満洲・北朝鮮へのソ連軍の侵攻
三 南樺太・千島へのソ連軍の侵攻

第三章 ソ連侵攻後の在留邦人の惨状及び引揚げ
一 満洲
二 北朝鮮
三 樺太
四 千島
五 犠牲者数

第四章 日本人のソ連モンゴルへの移送
一 日本兵の集結とスターリンの極秘指令
二 「戦犯」の逮捕と民間人の拘束
三 「ダモイ」の嘘と過酷な移送
四 ソ連モンゴル抑留と国際法

第五章 収容所国家ソ連
一 シベリア流刑制度と収容所群島
二 グラーグとグプヴィ
三 グプヴィの組織と活動
四 捕虜収容所の施設と管理体制
五 捕虜収容所の生活環境

第六章 抑留者数と死亡者数
一 日本の数字、ソ連の数字
二 収容所への配置状況
三 死亡者の地域別分布

第七章 食料、あるいは飢餓
一 劣悪な食料事情
二 ソ連の給食基準とノルマ給食
三 横領とピンハネ
四 餓鬼道 盗みと代用食あさり

第八章 強制労働
一 ソ連国民経済復興の労働力
二 労働に関するソ連の諸規定
三 労働のノルマと社会主義的競争
四 労働時間
五 労働の報酬
六 労働災害
七 収容所の収支と強制労働の成果

第九章 衛生と医療
一 医療施設と医薬
二 ソ連側の衛生・医療施策
三 ゼチーロフ軍医中将の調査資料
四 後遺症 両大腿骨折とシベリア珪肺と

第一〇章 死者と埋葬
一 杜撰な埋葬と墓地管理
二 墓参と遺骨収集
三 慰霊碑

第一一章 抑留者の日常生活
一 衣服
二 娯楽・文化活動
三 通信
四 逃亡
五 性
六 ソ連人、ドイツ人との接触

第一二章 思想教育、あるいはシベリア「民主運動」
一 思想教育(洗脳)
二 ドイツ人捕虜への政治工作
三 「日本新聞」
四 吊し上げとサムライ
五 抑留者にとってのシベリア「民主運動」
六 戦後民主主義とシベリア「民主運動」

第一三章 ダモイ(帰国)
一 日ソ交渉と引揚げ(本国送還)の開始
二 引揚げ(本国送還)の経緯
三 ナホトカと舞鶴
四 対日スパイ

第一四章 無実の囚人、長期抑留者
一 無実の囚人のダモイ
二 「戦犯」の摘発・追及
三 密告、取調べ、裁判
四 過酷な受刑生活
五 ハバロフスク事件
六 最後の帰還船とクロの物語
七 名誉回復

第一五章 ロシア以外の抑留状況
一 モンゴル
二 カザフスタン
三 ウズベキスタン
四 トルクメニスタン
五 キルギスタン
六 ウクライナ
七 グルジア

第一六章 引揚げ促進運動と抑留者運動
一 引揚げ促進運動
二 抑留者運動とシベリア抑留補償裁判
三 ソ連の抑留問題視と謝罪

終章 ソ連モンゴル抑留者が遺したもの
一 抑留記
二 抑留絵画
三 日本の歌、ロシアの歌
四 ロシア語
五 各地の遺跡

あとがき
日露関係年表
参考文献

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