図書クロサワ アキラ ノ ジュウジカ060004806

黒澤明の十字架

サブタイトル1~10
戦争と円谷特撮と徴兵忌避
編著者名
指田 文夫 著
出版者
現代企画室
出版年月
2013年(平成25年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
212p
ISBN
9784773813043
NDC(分類)
778
請求記号
778/Ku76
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

1 悩める三船俊郎
2 『静かなる決闘』の謎
3 PCL入社まで
4 戦争に行かなかった黒澤明
5 召集延期の実態
6 東宝の複合性
7 日本映画各社の状況
8 戦意高揚映画は見られていたのか
9 軍需企業としての東宝(航空教育資料製作所秘話)
10 航空教育資料製作所の意義
11 戦時中の黒澤明
12 松崎啓次と黒澤明
13 『一番美しく』と徴兵延期
14 娯楽映画としての黒澤映画
15 八月一五日の黒澤明
16 『明日を創る人々』から分裂のなかで
17 『新日本文学』の黒澤明
18 作家主体の確立 『わが青春に悔いなし』
19 騙されたことにも罪がある
20 「来なかったのは軍艦だけ」
21 最初の罪の告白 『静かなる決闘』
22 『静かなる決闘』の失敗と小品『肖像』『醜聞』
23 『静かなる決闘』から『羅生門』へ
24 黒澤明と橋本忍
25 懺悔と許し 『赤ひげ』
26 黒澤明の倫理性の行方(一九五〇年代以降の変遷)
27 『トラ・トラ・トラ』の戦場
28 壮大なレクイエム 『乱』『影武者』『夢』
29 なぜ告白できなかったのか
30 黒澤明の全体像
31 作品と実体験