100分でわかる!ホントはこうだった日本現代史 1
- サブタイトル
- 満州事変から太平洋戦争の終わり
- 編著者名
- 田原 総一朗 著
- 出版者
- ポプラ社
- 出版年月
- 2013年(平成25年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 240p
- ISBN
- 9784591133972
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/Ta19/1
- 保管場所
- 開架児童書
- 内容注記
- 文献あり 年表あり 図書館版
- 昭和館デジタルアーカイブ
私が伝えたいこと
第1章 満州事変から2・26事件
満州事変を起こした石原莞爾とはどんな人物か
満州事変を、当時の日本の政府や軍部はどのように考えたのか
若槻首相を退陣させた「10月事件」とは? 満州事変とどう關係しているのか
クーデターの時代。犬養首相を暗殺した5・15事件は、誰がなぜ起こしたのか
大川周明はなぜ5・15事件に深くかかわっていったのか
5・15事件は革命になりえなかった、というのはなぜか
リットン調査団は満州国の日本支配をなぜ否定しなかったのか
リットン調査団の評価から、なぜ日本は国際連盟を脱退することになったのか
世界の国々は、日本の起こした満州事変をどうとらえていたのか
日本最大のクーデターである2・26事件はどのようにして起こったのか
2・26事件を起こした青年将校たちの思いは、どう伝わったのか
青年将校たちに届いた告示は陸軍首脳部の偽装工作だった?
決起将校たちを打ちのめし、クーデターを終わらせたものは
2・26事件の指導者として処刑された北一輝とはどんな人物か
北一輝の考えは、当時の他の社会主義者たちとどう違っていたのか
「主権は国家にある」と主張した北一輝の考え方とは
北一輝はなぜ中国の辛亥革命に参加したのか
2・26事件の骨骼となった『日本改造法案大綱』とは
第2章 日中戦争から三国同盟
日中戦争が拡大するに至った中国側の事情
日中戦争の背景で起こっていた中国の政策転換を、日本は知らなかった
情報不足のまま、日中戦争はしだいに全面戦争へ
日中戦争時の内閣総理大臣、近衞文麿はなぜ人気があったのか
近衞文麿はどのような考えの持ち主だったのか
日中戦争で、近衞内閣はどのように動いたのか
南京陥落と南京大虐殺はなぜ起こったのか
昭和政治史最大の愚行と言われた近衞の発言とは
勝っても虚しい日中戦争。やめる踏ん切りもつかなかったのはなぜか
国際連盟脱退を行った松岡洋右は、どんな人物か
松岡洋右の考えた日独伊三国同盟のねらい
三国同盟への思いとベトナム進駐のねらい
第3章 日米和平交渉から開戦前夜
かみ合わない日米交渉。なぜこんなに誤解が重なっていったのか
松岡洋右による修正案は、アメリカに読み解かれていた
松岡の考えた「四国同盟」が実現しなかった理由
南ベトナム進駐を決定した背景にある、日本の決定的弱点
南ベトナムへの進駐。日本はアメリカの反応を予期していなかった?
対米戦を主張する軍部。近衞は日米トップ会談を働きかける
アメリカは「ハル四原則」の基本姿勢を変えることはなかった
陸海軍によってまとまった「帝国国策遂行要領」の内容
戦争を回避したい天皇に、近衞たちはどのようにこたえたのか
御前会議で、明治天皇の和歌を読んだその心のうちは
なぜ天皇ははっきりと戦争を拒否できなかったのか
日本とアメリカの戦争が始まり、軍部の力はますます強くなっていった
将校たちはこの戦争に勝てると思っていたのか
近衞や木戸以外に戦争反対を言う閣僚はいなかったのか
東条が近衞に内閣総辞職を迫った理由は
東条英機は、なぜ東久邇宮の皇族内閣を提案したのか
天皇は、東久邇宮を首相ニ任命することに強く反対した
木戸は首相として東条英機を提案した
東条首相の任命は誰の發案だったのか
毒を以て毒を制す。東条内閣はこうして成立した
東条英機は首相の任命をどのように受け止めたのか
首相となった東条英機は本当に平和路線を目指したのか
東条内閣をアメリカはどう見ていたのか
東条内閣による帝国国策遂行要領の見直し
海軍は石油を求め、省益にこだわった
第4章 交渉決裂から真珠湾攻撃
時間延ばしの交渉案に東条英機は天皇の前で涙が止まらなかった
甲案も乙案も、アメリカはすべて見抜いていた
日本はアメリカをまったく疑っていなかったのか
「ハル・ノート」の厳しい内容には、中国やイギリスの思惑が含まれていた
ハル・ノートの厳しさに日本は開戦を決意したのか
なぜ、天皇は戦争反対をはっきりと表明しなかったのか
天皇も東条も、一番恐れていたのは国民の感情のゆくえだった
宣戦布告。1時間の遅れて真珠湾攻撃は「だまし討ち」に
第5章 ミッドウェー海戦からポツダム宣言受諾
「撃ちてし止まむ」という勇ましい標語と、毎日の玉砕の知らせ
「戦争を続けるだけではない方法を考えよ」と天皇は言った
日本をめぐり、アメリカとソ連の必死の攻防が行われていた
そして、原爆は投下された
アメリカ人は原子爆弾についてどう考えているのか
日本がポツダム宣言の受諾につけ加えた条件とその回答とは
この戦争は日本にとって、侵略戦争ではなかった
玉音放送。終戦で価値観は180度変わってしまった
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