図書イトシ ノ ショウワ ノ ケイサン ドウグ060004803

愛しの昭和の計算道具

サブタイトル1~10
編著者名
ドクターアキヤマ 著
出版者
東海教育研究所
出版年月
2013年(平成25年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
199p
ISBN
9784486037477
NDC(分類)
535
請求記号
535/D83
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

はじめに

1時間目
ガイダンス
出てみたかったんだよ、あの番組に
謎のねずみ色の機会
家計を圧迫してごめんなさい
個性のカケラもない
まあ、日曜ぐらいは休んでもよい

2時間目
これだよ、これ、教授がなでてたやつ 手回し計算機1
決して結果を“捏造”しているわけじゃない
2階建て木造住宅と同じぐらいの値段
“チン”はできあがりの合図です
ちょっと“きな臭い”話
ミリメートルよりはるかに小さいマイクロメートル
ちょっと作りがチープかな
森鴎外の『小倉日記』にも出てくるのね

3時間目
巨人に挑む小型のアリたち 手回し計算機2
破損しやすいのが特徴です
今のインテルがあるのは、日本の、お、か、げ
結局、特許争いで敗れ去ったの?

4時間目
ローラースケートでも車のおもちゃでもありません 算盤
果物は“かぶつ”と読むと信じていた
別に不正をしているわけではない
実際に指を動かさないと
宝くじでも買ってみようかしらん
あの有名私大のW大学より古い
結婚祝いには電卓にマジックで“おめでとう”

5時間目
なに? “正確”に掛け算、割り算ができる定規だと!! 計算尺1
定規を背負いエッコラせ、ドッコイせ
あ! そこ、“死んだサバのような目”にならない!
中学生にも負けちゃいますよ
“神眼”が必要です

6時間目
計算尺は悪くない 計算尺2
それを読めない私たちが悪いのだ
女子学生が4畳半の部屋に集まったら暑い
大正時代から作ってたのね
バッチリわかるんです
作った計算尺は1000種類
2番目って魅力を感じない

7時間目
見たことも、聞いたこともありません 手動加算器
こんなものにも手を出していたのね
本当に、これ、欲しーですか?
小切手偽造は犯罪です
結局、皆さんの九九頼り
あのゲーム機も、これを参考に?
想定の範囲内
今でも欲しいスバル360

8時間目
先生、何があったんですか!! すごい音がしましたが? 電動加算器
とにかく、うるさい
レジスターではありません
ソロバン2級以上
加算器だからね、ぜいたくは言うまい
机の上の本を倒しただけだよ

9時間目
終焉が訪れた 電卓1
重さは140kg重
庶民にはちょっと手が届かない
電卓よ、おまえもか
これこそ博物館級のお宝
ひけー、ひけー、撤退じゃ~
アポロが生んだ電子技術
計算道具たちの終焉

10時間目
水より安い100円なり 電卓2
ちょっと、重いんですが
これこそ本当の携帯サイズ
奥さまが怖いわけじゃない
さっそうと登場、その名も“液晶”
エコは昔から大事なんです
そして、すべてはカオスになる

11時間目
ボタン多すぎ 関数電卓
ワンタッチでポン
おぬしもなかなかやるよのぉ~
面白みのないやつ
ごめんなさい、お兄さま
人生いろいろ、関数電卓もいろいろ

12時間目
それは計算道具ではないんじゃ? 親戚と友達
予定は未定
“実用品のつもり”だったんだ
三輪車には三輪車のよさがある
救世主登場
そしてすべては融合する

おわりに

参考にしたホームページおよび文献

ドクターアキヤマの“どうでもいい”豆知識
その1 昭和プラス前後の物価の推移
その2 算盤が電動計算器に勝った日
その3 アメリカの運転免許事情
その4 会社名にだって歴史がある
その5 バイオリズムを計算する
その6 コンピューターと電卓の違いは?