河井道と一色ゆりの物語

第一章　夕暮れの我が家　序にかえて

第二章　道とゆり　シスターフッドの始まり
１　出会い　一九四〇年九月の津田英学塾
２　シスターフッドに育まれていた河井道のキリスト教信仰
３　シスターフッドの源流を探る
４　シスターフッドの教師像
５　富士の裾野の夏の夕
６　祈りの絆　世界を結ぶシスターフッド
７　ゆりは共学のアーラム大学へ
８　手紙に息づく命のシスターフッド
９　ゆりのアーラム大学の日々

第三章　活躍するシスターフッド
１　大正期に社会に羽ばたくシスターフッド
２　河井道、さらに、世界のシスターフッドへ
３　シスターフッドの協力の成果

第四章　新しい夢を創るシスターフッド
１　旅立ち
２　呼応するシスターフッド

第五章　シスターフッドが集まって夢の学園誕生へ
１　シスターフッドの家族が増えた　二人は三人、そして四人に
２　九人の生徒で始めた恵泉女学園
３　フェラース夫妻、片瀬の家に泊まる
４　成長する学園　二年目に世田谷村へ
５　恵泉女学園第一回卒業式と学園高等部設置
６　一九世紀生まれの大人三人と昭和の一人っ子休暇

第六章　シスターフッドの教育
１　「我らは神と共に働く者なり」
２　日米の危機
３　戦時中のシスターフッド

第七章　戦争を越えるシスターフッド
１　再会
２　戦後教育と河井道の活躍
３　若い新しい世代にシスターフッドは萌える
４　共学の新制大学

第八章　永遠の命につながるシスターフッド
１　最後の夏
２　シスターフッドは時を超える
３　一通のエアメール！
４　河井道の病床
５　永遠に生きるシスターフッド
６　未来を結んだシスターフッド

あとがき