日本の外交　第１巻

刊行にあたって

総説（井上寿一）

第一部　近代日本外交の基礎条件
１　条約改正外交（五百旗頭薫）
２　朝鮮永世中立化構想と日本外交　日清戦争前史（大澤博明）
３　日英同盟と日露戦争（片山慶隆）

第二部　近代日本外交の展開
４　アメリカの台頭とアジアのナショナリズム（長田彰文）
５　国際連盟外交　ヨーロッパ国際政治と日本（篠原初枝）
はじめに
６　二大政党制の形成と協調外交の条件（小林啓治）
７　戦前期日本の経済外交（石井修）

第三部　現代日本外交の原型
８　政党政治の再編と外交の修復　一九三〇年代の国内政治と外交（井上寿一）
９　東亜新秩序をめぐる日中関係　日中戦争から太平洋戦争への拡大過程（鹿錫俊）
１０　「革新外交」と日米開戦（森茂樹）
１１　第二次世界大戦期における国際情勢認識と対外構想　戦争のなかの戦後（武田知己）

付録　文献解題（井上寿一）