図書ソノ トキ ラジオ ワ060004665

その時ラジオは

サブタイトル1~10
太平洋戦争下
編著者名
竹山 昭子 著者
出版者
朝日新聞出版
出版年月
2013年(平成25年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
273p
ISBN
9784021002229
NDC(分類)
699
請求記号
699/Ta68
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 展示資料
目次

序章 開戦
“ラジオの前にお集り下さい”
情報局による放送指導・監督
電波管制

第一章 放送局員が綴る太平洋戦争下の放送
苦悩する番組企画
ニュース放送が戦時下放送の中核となる
中継・録音放送の飛躍的発展
アナウンス表現の模索
『アナウンス読本』が説く表現技術-開戦前と開戦後

第二章 太平洋戦争が生んだ放送番組「国民合唱」
「国民合唱」の眼目は“国民全部が歌える
『週報』に「国民合唱」の楽譜を掲載
日本放送協会『放送』への楽譜掲載
放送局員レポートにみる「国民合唱」
放送で「歌い方指導」
決戦下に「国民合唱」が目指したもの
「国民合唱」への反響
プログラムの要となる「国民合唱」
戦争と運命をともにした「国民合唱」

第三章 「海ゆかば」の軌跡—
「協調」から「決意」、「讃仰」そして「鎮魂」へ
信時潔作曲「海ゆかば」の誕生
「協調」のための楽曲「海ゆかば」
開戦による転回-「決意」、「讃仰」
敗戦という負の記憶がもたらした「鎮魂」

終章 終戦
鈴木内閣に下村宏が情報局総裁就任
「終戦の詔書」の録音
初めて聞く天皇の声

あとがき 私の放送史研究・回顧
【本文注】
初出一覧