図書オオサカ コチズ ムカシ アンナイ 3060004664

大阪古地図むかし案内 続々

サブタイトル1~10
戦中~昭和中期編
編著者名
本渡 章 著者
出版者
創元社
出版年月
2013年(平成25年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
222p
ISBN
9784422250762
NDC(分類)
291
請求記号
291/H84/3
保管場所
開架一般
内容注記
折込み古地図(1枚)
和書
目次

前口上

第一章 戦時下の大大阪(昭和十六~十八年)
第一図 最新調査大大阪市街全図(昭和十六年〈一九四一〉) 戦争が始まり、地図が変わった
描かれなかった司令部
漫才、戦時体制を語る
旧国名が生きていた
鉄道と電車、何が違う
国民学校と中等以上諸学校
大阪湾から要塞区域を望む
最盛期の市電の姿

第二図 最新大大阪全図・附近畿名所交通地図(昭和十七年〈一九四二〉) 戦時中の近畿名所交通案内
戦争と観光の昭和十七年
戦時体制下の観光案内
神社仏閣にも時流がある
戦中の新名所

第三図 二十二区制実施記念新大阪市全図(昭和十八年〈一九四三〉) 戦中に産声をあげた二十二区大阪
市域拡張と区政変更は何のため
まず大阪府が生まれた
四つの区と七つの郡
大阪市の幼年期
近代大阪の大問題

閑話一 平成名所「堀江」のルーツ 大空襲前堀江全景(昭和十五年)

第二章 大阪第四師団と戦災(昭和十六~二十一年)
第一図 大阪市管内里程図(昭和十六年〈一九四一〉)第四師団の経理感覚
師管が徴兵を、師団は戦場へ
八連隊伝説と徴兵の現実
なぜ、里程図が必要なのか
陸軍経理部のプライド
大阪第四師団の概要

第二図 大阪防空空地及空地帯指定参考図(昭和十七年〈一九四二〉)防空演習、防空計画の頃
日本でもっとも燃えやすい街
今の大阪の三分の一以上の広域が
公園も国防の前線に
防空空地と空地帯の中身
建物疎開の目撃談
戦争遺跡としての緑地

第三図 大阪市地図 THE MAP OF OSAKA 戦災焼失区域明示(昭和二十一年〈一九四六〉)戦後がここから始まった
日本語と英語の間に
焼失地域での生活
郡心部と湾岸は壊滅
大空襲だけで八回
第二次大空襲の記録
占領下の街にないもの
地下鉄のない「市内交通図」

閑話二 吉田初三郎、戦後の街を描く 岸和田市鳥瞰図(トレース図)(昭和二十六年)

第三章 復興、そして戦後の終わり(昭和二十二年~三十三年)
第一図 最新復興大阪市街地図(昭和二十二年〈一九四七〉)復興大阪の虎の巻
復興生活のための情報満載
学校・逓信交通・産業交通
映画館とブギウギの頃
市民生活虎の巻

第二図 大阪都市計画地図(昭和二十三年〈一九四八〉)・大阪市制六十周年記念復興大阪区勢地図(昭和二十四年〈一九四九〉)二枚の地図が語る大阪再生
都市計画図への一本の道
市制六十年の足跡
復興計画のエッセンス
「神業」と呼ばれた区画整理
甦った大阪港

第三図 大阪商工地図 主要問屋街・商店街・観光・交通(昭和三十三年〈一九五八〉)大阪の戦後の終わり
問屋街は商都の背骨
商店街と繁華街は街の華
大阪を回顧し愛でる
昭和三十年代の大阪散歩

第四図 大阪東北部図(昭和三十二年〈一九五七〉)・大阪東北部図(大正六年〈一九一七〉)大阪郊外、六十年の変遷
キーワードは郊外電車
阪神・阪急・京阪の私鉄トリオ
都市と郊外の間にあるもの
新市の誕生ラッシュ
都市と郊外のドラマ

閑話三 日本独立の年、大阪市街図も変わった 朝日新聞特撰最新大阪市街地図(昭和二十七年)

あとがき
参考文献
さくいん