図書アイシ サンリク オオ ツナミ060004367
哀史 三陸大津波
サブタイトル1~10
歴史の教訓に学ぶ
編著者名
山下 文男 著
出版者
河出書房新社
出版年月
2011年(平成23年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
247p
ISBN
9784309020488
NDC(分類)
369.31
請求記号
369.31/Y44
保管場所
閉架一般
内容注記
『哀史三陸大津波』普及版(青磁社、1990年11月刊)を底本とし、「まえがきにかえて」と図版をおおよそ割愛したもの。
和書
目次
はじめに 繰り返される「大量死」の恐怖 東日本大津波を経験して
〈普及版〉の刊行にあたって
1「津波常習海岸」の「宿命」
急がれている津波研究
津波の言い伝えと発生
2 明治二十九年の大津波(一八九六年六月十五日)
"狂瀾怒涛一瀉千里の勢い"
「日清戦争」祝勝気分のなかで
「一家十有七人流亡」の哀れ
波高と被害
「千人峠」を越えた新聞記者
"天地号泣"の声に満つ
全国にあがる「同情の念」
元の集落にまた家々が
3 昭和八年の大津波(一九三三年三月三日)
恐慌と不況、戦争への道行きのなかで
小説『綾里村快挙録』の里
"毒竜の荒れ狂うがごとき大うねり
「不幸中の幸い」の違い
"喰うに食なく、着るに衣なく"
救護活動と三〇〇名の"アカ"狩り
はだしで逃げた三年生の記録
救援品が運んだ都会の文化
津波襲来時刻・波高・被害
飢えと寒波にふるえる村々
津波関連現象の不思議を考える
村々を一変した画期的復興防災事業
4 チリ津波(一九六〇年五月二四日)と津波防災
チリ津波とその特徴
防災と故・田中館愛橘博士の名言