無言館の証言
- サブタイトル
- ボイスライブラリー
- 編著者名
- 戦没画学生慰霊美術館「無言館」 編
- 出版者
- 新日本出版社
- 出版年月
- 2009年(平成21年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 291p
- ISBN
- 9784406052856
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Mu19
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
記憶の旅、記録の旅-無言館「ボイスライブラリー」のこと(窪島誠一郎)
伊澤洋[享年26] だって、これは洋の命でしょう(証言 兄・伊澤民介)
市瀬文夫[享年29] お母さん、ちゃんと守るから(証言 友人・熊谷元一/長男・市瀬和利)
岩田良二[享年30] 早く治りたい一心だったと思うんです(証言 妹・松浦今子)
太田章[享年23] 絵を一枚でも多く防空壕の中へ入れようと(証言 妹・太田和子/同級生・毛利武彦)
小柏太郎[享年26] 兄さん、絵を描いていてよかったね(証言 弟・小柏二郎)
尾田龍馬[享年25] 「運命」を聴くたんびに涙が出ました(証言 姉・山本登美子/多田多美子/姉の息子・檜垣保孝)
河口正喜[享年32] 親父に似てるって言われるのが、一番うれしいんです(証言 息子・河口正彦)
川﨑雅[享年33] 赤紙一枚で死んでしまう(証言 妻・川﨑文子/娘・高木千鶴)
桑田一彦[享年23] 絶句してしもうた、それがずっと凍りついてた(証言 妹・桑田照美)
桑原喜八郎[享年24] 帰ってきてまた描くから(証言 弟・桑原十四郎)
駒田芳久[享年24] 僕もお嫁さんがほしかったなぁ(証言 妹・海堀和子/その夫・海堀寅一)
椎野修[享年31] ビルマの陽を贈りたいようだ(証言 妻・椎野秀子)
杉原基司[享年23]母は涙 乾く間もなく 祈ると知らずや(証言 妹・杉原恂子)
手島守之輔[享年31] 捜しに行った時には、原爆がまだどこかしらあった(証言 妹・手島篠)
中川勝吉[享年26] もし僕が帰ったらパリヘ留学したい(証言 義姉・中川幸子)
中村萬平[享年26] 戦地から「お腹の赤は暴れるだろう」って(証言 長男・中村暁介)
西岡健児郎[享年26] 非常に、短い間にきらっと光るものがあって(証言 妻・藤戸せつ)
日高安典[享年27] 涙を流さんで泣くというのがあるんですね(証言 弟・日高稔典)
前田美千雄[享年31] 短い間でしたが、私は幸せだったなあ(証言 妻・高沢絹子)
益田卯咲[享年31] 野の花を父の枕元に生けて(証言 兄・益田申/兄嫁・益田八千代)
結城久[享年31] 這ってでも生きて帰ってくるから(証言 兄・結城誠)
吉田二三男[享年30] 七十になっても八十になっても絵筆を離したくない(証言 妹・吉田晴子)
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