岡崎空襲体験記 第三集
年表あり
口絵
はじめに
発刊に寄せて
二〇世紀を生きた人間の責務として戦争を伝えよう
(ピースあいち館長・野間美喜子)
岡崎空襲とは
第一編 空襲当時の体験
女学校三年生、日清紡での空襲体験(山脇美代子)
大平辻中の空襲のこと(河合つたえ)
岡崎空襲-若宮とモダン通りで(鈴木剱二)
若宮町での空襲(柴田敏夫)
二度とあってはならん(金原三代次)
両町での空襲(岩田忠雄)
両町と市防衛課での空襲体験(深谷とみ子)
市役所電話交換台勤務の夜(山田澄子)
爆音と火事の風と靴のこと(三浦百合子)
小学六年生、伝馬での体験(中野敏雄)
乳母車で母と-上肴町での空襲体験(青山幸子)
戦争を知らない還暦たち(市川義範)
学生服が燃えてしまった(原田清務)
七月二十日の未明(山本昭)
四年生、篭田町での空襲(永田比佐江)
座蒲団一枚で(大沼和)
空襲の恐ろしさ 浜松と岡崎空襲(梅田章次)
桑畑に火 這って逃げた菅生川は金魚花火のよう
(大高意具)
手押しポンプ出動(瀧本實)
本町で空襲にあった(古澤ユキ江)
岡崎空襲の夜、龍城橋周辺(安藤喬久)
監視所と岡崎病院で空襲にあった兄(天野善次)
つらい思い出(加藤みさを)
あの日あの時(池田祐二)
私の岡崎空襲の体験(安井好勝)
父と大琳寺の松と岡崎空襲(水野照子)
七月十九日(魚町)(石川ちゑ子)
五年生の時、福寿町での空襲体験(中川朗子)
空襲で必死に逃げたあの道を、もう一度歩いてみたい
(角谷しずゑ)
岡崎空襲の自分の体験(佐野嘉十)
菅生川の土手に真っ黒な死体の列(福永三枝)
私が体験した明大寺での空襲(加藤祐子)
衛生兵の見た名古屋・岡崎の空襲(安井録之)
子どもと芦池に浸かって(長尾よしえ)
三十分で羽根小が燃えた-戸崎町での空襲(水越猛)
柱町で空襲を受けた(榊原ゆきゑ)
予科練から帰郷した夜が岡崎空襲(中嶋清)
牧内、東本郷辺りの空襲(澤田均)
中之郷での空襲体験記(山田豊)
ああ岡崎が燃えている(志賀為敏)
特集・座談会 空襲の思い出-連尺町有志
(伊東かつ/貝吹澄子/加藤とく/鈴木すみゑ/
竹内しな子/中尾カツ/高瀬忠三)
戦後六〇年岡崎空襲と戦争展・アンケートより
第二編 戦争中~終戦前後の生活体験
弟の海軍志願と両町での空襲体験(近藤玉枝)
戦争末期の教育現場での出来事(田中鍈子)
戦時下の学校と師範学校全焼(山本正義)
三河地震と岡崎の空襲(小林きよ子)
福寿町での空襲体験と焼けた前後のくらし(加藤照)
「八月十五日」-戦災、終戦体験記(服部春男)
疎開児童の死と戦時下の学校生活(大島しげ)
岡崎女学校一年生、私の戦争体験(近藤美穂子)
伝馬(旧上肴)町での空襲体験とバラック生活
(八木隆宜)
国民学校三年生の戦争体験-豊橋から河合村へ
(玉澤二三子)
三人の兄の戦死と岡崎・豊川の空襲(岡本さと)
戦時下の家庭と岡崎空襲(小林博茂)
せんそうの頃のこと
恩師の手記で知った悲劇(藤森日出子)
資料(一)
1、一九四七年の岡崎の航空写真 梅園・根石・連尺学区
2、戦災後にできた篭田公園 付空襲前の篭田町復元図
(折込)