最後の早慶戦
- サブタイトル
- 学徒出陣還らざる球友に捧げる
- 編著者名
- 笠原 和夫 [ほか]共著/松尾 俊治 [ほか]共著
- 出版者
- ベースボール・マガジン社
- 出版年月
- 2008年(平成20年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 255,16p
- ISBN
- 9784583101064
- NDC(分類)
- 783
- 請求記号
- 783/Ka71
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 『学徒出陣最後の早慶戦』(1980年刊)の増補版
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 語り継がれる一日
戦火に散った友(笠原和夫)
光輝を放つ一ページ(松尾俊治)
戦没球友諸君に捧げる(飛田穂洲)
戦没学生を偲んで(小泉信三)
早稲田大学(笠原和夫)
第1章 飛田穂洲の決断
昭和17年の優勝を最後に中止令が下る
陸軍士官 松井営造の死
軍事教練の中で黙々と練習に励む
海軍志願を申し出た熱血漢・近藤清
徴兵延期停止令が下り学徒出陣決定
飛田先生の決断で早慶戦を決行
第2章 好敵手との対戦
グラウンドを清めて慶大を迎える
10対1の大勝も結果にはこだわらず
最後の一戦の感激を爆発させた夜
海軍予備学生として横須賀海兵団に入隊
百里基地航空隊で会った加藤三郎氏
突然知らされた近藤清の死
第3章 思い出の記
森武雄
伊藤利夫
伴勇資
南里光義
舛形博
松本安博
片山公三
石井籐吉郎
谷山正夫
磯部良太
中村次男
松尾禎三
慶應義塾大学(松尾俊治)
第4章 小泉信三の理念
野球弾圧の無意味を説かれた小泉塾長
戦時色濃厚の中リーグ解散令下る
難関突破して入部した部員の合宿所生活
試合はないが練習熱心がそろっていた
学徒出陣令下り早慶戦開催の要望高まる
開催が決まり故郷から呼び戻される
第5章 海ゆかば
早大合宿所でユニフォームに着替えて
片桐マネジャー機転の記念撮影
戸塚球場がひとつになった『海ゆかば』
戸塚警察で頑張った応援団渉外担当
南海に散華した選手と出陣部員のその後
訓練中に終戦 合宿所はノミと南京虫の巣に
焼け跡で再開 復活を告げた六大学野球
付記 昭和18年の原風景
早慶戦前夜(相田暢一)
学徒出陣壮行試合の思い出(阪井盛一)
『学徒出陣』の早慶戦(飛田穂洲)
あとがきにかえて(松尾俊治)
早慶両大学 戦没先輩 学徒動員選手略歴一覧他
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