若い人に語る戦争と日本人
- サブタイトル
- 編著者名
- 保阪 正康 著者
- 出版者
- 筑摩書房
- 出版年月
- 2008年(平成20年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 190p
- ISBN
- 9784480687883
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/H91
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに-なぜ戦争について知らなければならないのだろう
第一章 大正から昭和の軍国主義への道-戦争への道をどう進んだか
第一次世界大戦から昭和へ
はじめての世界戦争
科学技術を駆使した武器の登場
悲惨な戦争の後で
ワシントン秩序の落とし穴
大戦後の日本の変化
大正デモクラシーと軍人への嫌悪
昭和軍閥の芽
軍人たちの夢
満蒙を制圧するという使命
国際化を果たせなかった日本
満州事変という名の戦争
日本の生命線としての満蒙
なぜ満州事変は起きたのか
国歌総力戦の考え方
満州事変の目的とは?
陸軍暴走の始まり
意図的に仕組まれた国家
日本軍の不健全さ
表面化されなかった戦争の怖さ
戦争を支える意識はどうつくられたか
パリ不戦条約の矛盾
戦争を容認する社会へ
国内外の「敵」との戦い
軍部が用いた暴力
天皇主権説の登場
政党・軍部・メディアの腐敗
軍部が考えた戦争とは?
陸軍パンフレットの戦争哲学
偏ったナショナリズム
第二章 日中戦争から太平洋戦争へ-戦争を行う体制はどうつくられたか
二・二六事件以後の戦争への道
歴史の流れの中で
戦争に不可欠な要素
二・二六事件の見方
「神国日本」への道
天皇親政国家の矛盾
ゆがんだ国家像の実現
軍部独裁政権ができるまで
他者を抑圧するシステム
宣戦布告なき戦争
日本軍の奇妙な体質
中国との衝突は避けられた?
軍内での対立
二つの大きな過ち
戦争と言わない理由
泥沼に入った日本
思い込みで進んだ南京攻略
強気の和平条件の決裂
自己陶酔型の指導者たち
戦時体制への社会の変化
国家総動員法の可決
東亜新秩序をめざして
戦略なき戦いへ
第三章 戦争目的のなかった戦争-戦争はどのように戦われたか
真珠湾攻撃という選択
戦争に勝つということ
アメリカとの亀裂
日米双方の思惑
対英米戦への論議外交交渉の失敗
あまりに安易な選択
昭和の悲劇に向かって
太平洋戦争をどう考えるか
アメリカの戦術にはまった日本
自己本位な選択
軍国主義体制の特質
太平洋戦争の推移について
ミッドウェーとガダルカナルでの敗北
命を捨てる戦い
負けたと思った時が負け
特攻という体当たりの攻撃
身をもって知った戦争
敗戦から学ぶべきこと
おわりに-教訓を語る姿勢の必要について
あとがき
注一覧
関連年表
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