手塚治虫がねがったこと

Ⅰ　三人の「重要人物」－初期手塚漫画の達成
『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』

Ⅱ　手塚治虫の「原点」－戦争否定からの出発
『すきっ腹のブルース』『紙の砦』『ゴッドファーザーの息子』
☆ヒョータンツギの破壊力

Ⅲ　宇宙からの眼差し－SF漫画が問いかけるもの
『ロストワールド』『来るべき世界』『アトム大使』ほか

Ⅳ　伝奇ロマンにひそむもの－人間のなかの未知の世界
『バンパイヤ』『三つ目がとおる』『どろろ』

Ⅴ　いのちをめぐる現実－ブラック・ジャックの影と光
「友よいずこ」「落しもの」「ときには真珠のように」ほか
☆スター・システム

Ⅵ　歴史のなかのひとりひとり－時代の呪いをこえて
『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ』

Ⅶ　生命はなんのために？－宇宙からのメッセージ
『火の鳥』『ブッダ』

あとがき