図書エ デ ヨム ダイニホン テイコク ノ コドモタチ060003163
絵で読む大日本帝国の子どもたち
サブタイトル1~10
戦場へ誘った教育・遊び・世相文化
編著者名
久保井 規夫 著者
出版者
柘植書房新社
出版年月
2006年(平成18年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
126p
ISBN
480680553X
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ku12
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次
はじめに 皇軍兵士・軍国の母へのジェンダー
第一章 天皇(神)と小さな臣民たち
(一)天皇は主権者で、大元帥
(二)日本は「神の国」
(三)「日の丸」「君が代」
(四)「教育勅語」と報国
第二章 その頃、戦争は「格好良かった」
(一)軍国の英雄への憧れ
(二)教科書が誘う戦場
(三)戦勝だけが知らされた
第三章 遊びの中の戦争
(一)おもちゃも漫画も勇ましい
(二)戦争を楽しむゲーム
(三)勇ましくも悲しき軍国カルタ
(四)占領、戦勝が上がりの軍国双六
第四章 男子は皇軍兵士に
(一)兵隊さんはあこがれだった
(二)子ども可愛さの親心
(三)絵本に見る戦争
(四)兵隊ごっこが現実に
第五章 女子は軍国の母に
(一)母の背中で振った日の丸
(二)軍国の母として
(三)少女雑誌の戦争
(四)結婚・育児、銃後の女性
第六章 銃後を守る「良い子」だった
(一)小国民は第二の皇軍
(二)子どもたちも報国に挺身
(三)靖国の遺児の涙
第七章 「正義」の戦争の世相の下で
(一)戦争は「正義」「聖戦」とされた
(二)植民地の民衆も戦場へ
(三)「満州」、虚妄の「王道楽土」
(四)東亜平和を口実にした日中戦争
第八章 無謀な太平洋戦争に突入
(一)緒戦の勝利に驕る
(二)「大東亜共栄」の虚実
(三)進め一億、火の玉だ
(四)悲傷、少年兵の散華
終わりに 流血のアジアを忘れないために