きものの花咲くころ
第1章 きもの、うるわし
女性を彩る不変の魅力
きものエッセイ①瀬戸内晴美
つむぎ/新珠三千代
五月の帯/家田佳子
ゆかた/岸田今日子
うすもの/岡田茉莉子
九月のひとえ/佐久間良子
きものエッセイ②白洲正子
京友禅
きもののふるさと
「主婦の友」を飾った、きものスタイル傑作集
戦前/大正~昭和初期
戦後/復興期
戦後/高度成長期
盛装
染め
織り
ゆかた/戦前
戦後
読者のあこがれ“麗人”たちのきもの姿
きものエッセイ③山崎豊子
更衣
いつの世も知的女性はきものが似合う
九條武子
上村松園
幸田文
篠田桃紅
北林谷栄
沢村貞子
朝丘雪路
松任谷由実
伊藤緋紗子
中村光江
時代を映すきものヘアメイク
きものには和髪。その流れがゆるやかに変化したころ
和洋混在の時代、パーマも発達
戦後、洋髪+きものが定番に
キュートに
和モダンヘア
実用とおしゃれの出合い、コートと羽織りもの
羽織
コート
ショールの流行さまざま
雨の日のコーディネイト
宇野千代でデザインの雨ゴート
第2章 きもの、温故知新、伝え、生かしたい、きものの真実
歴史の中できものはこうして変わっていった
創刊期1971~
関東大震災1923
御大典1928
太平洋戦争1941~1945
戦後復興期1945~
高度成長期1950年代~1970年代初頭
きものエッセイ④長沢節、おたいこと蝶結び
きものの流行素材
発見!きもの今昔
きものにも流行があった
訪問着が絵羽とは限らなかった
袋帯、名古屋帯の歴史は以外に新しい
身長コンプレックスだった日本女性
和服の下着、洋服用でいいんじゃない?
「はきものは東京製に限る」革ぞうりは1934年ごろから
半えり、おろそかにすまじ
つけ比翼、伊逹えりは、十二単の名残り
しぼりの帯揚げ、礼装に限らず
帯締めが短かったり、位置や角度もいろいろ
戦前銘仙、戦後ウール
ひとえの季節は、案外長い
白半えり、白足袋は戦後の好み
古着は賢い主婦の知恵
今よりくっきり、西と東
調和美という大きな課題
着つけ世につれ
みんなが着られる時代
ぐしゅぐしゅ着つけは本意ではなかった
アンチ戦前式の着つけスタイル
美しい着付けを求めて・着つけ教室、補正、道具
<kimono column>
驚き!着つけ便利グッズは大正時代からあった
仕立が主婦の必須技術だった時代は今いずこ
今も昔も、夏きものはやっぱり暑いのだ
市販の汗取りよりも、ガーゼを巻くのがいちばん
汗よけは、薄いタオルで作る肌着で万全
新案!ひもなし着つけとワンタッチ汗取り
肌着を省略して、長じゅばんを着よう
寒さの冬は、あたたかく過ごす工夫があった
美人が率先して防寒の工夫を
真綿を背負うって何のこと?
虫干し、手入れ、しみのこと
きもの再生、裏技、荒技
きものマナーは時代の鏡
<kimono column>
賢いきものの買い方教えます
きもの文化を支えてきた人たち
結髪(佐藤あき
美容(マリー・ルイズ)
きもの研究家(木村孝)
きもの研究家(三田村環)
きもの研究家(小泉清子)
呉服店店主(松本喜久治)
<kimono column>
花嫁衣裳も時代を映す
主婦の友社の90年