図書ショク ノ ショウワシ060003031
食の昭和史
サブタイトル1~10
あらためて日本人の食の意味を
編著者名
白井 貞 著者
出版者
つくばね舎
出版年月
2006年(平成18年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
237p
ISBN
4924836702
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/Sh81
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次
プロローグ
第一章 太平洋戦争下の工場、炭鉱、外食店、
雑炊食堂、農家の栄養調査
栄養調査との出会い
飛行機工場の給食と少年工たち
外食券食堂と雑炊食堂の調査
戦中でも平穏な中小工場の給食
調査のハイライト・東京螺子藤沢工場 昭和一九年一一月
化学工業の日本曹達二本木工場 昭和一八年八月
常盤炭田・入山炭鉱の坑夫の食事
栃木県足利郡筑波村の農家の栄養調査 昭和一七年二月
全国の工場・炭鉱の紙上栄養調査 昭和一九年
第二章 労研の給食と研究室のこぼれ話
労研食堂・労研饅頭・航空糧食
栄養学の研究テーマについて
東京市民の食糧事情と暮らし
第三章 敗戦前後の飢餓と栄養失調症
熾烈な空襲下に必死の選択
戦後の飢餓と食糧メーデー
栄養失調症、特に餓死について
第四章 戦後、飢餓期の工場給食を語る
終戦直後の化学工場に入社して
食糧難の時期を代用食で凌ぐ
栄養改善期を迎える
農村の食生活改善と農婦の暮らし
第五章 女性としての哀歓と苦難
私の結婚
共稼ぎ一号の出産と育児
夫の命を守れなかった-悔い
愛着を残して工場を去る
若者らしく輝く日々-息子が逝く
その後
第六章 昭和の「食」
太平洋戦争前(昭和元年~一六年)
太平洋戦争中(昭和一六年末~二〇年八月)
被占領時代とその直後(昭和二〇年八月~二九年)
高度成長期(昭和三〇年~四九年末)
昭和の終焉(昭和五〇年~六四年一月七日)
第七章 平成の食への助言
犯罪の影に食の乱れあり
食養論を省みて、穀物・野菜の摂取を
若い女性の健康と食が危ない
食は人を良くし、喜ばせるもの-
おばあちゃんからの助言
囲み 誰にでもできる味の工夫
日常食の伝承
あとがき
著者紹介・奥付