図書アノ センソウ オ ツタエタイ060002996

あの戦争を伝えたい

サブタイトル1~10
編著者名
東京新聞社会部 編者
出版者
岩波書店
出版年月
2006年(平成18年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
235,3p
ISBN
4000220330
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/To46
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

東京大空襲
1 「敵国の母」祈りは海を越え
2 絵で語る「地獄の橋」
3 母への思い、介護の心

山の手空襲
1 炎の表参道、書店の奇跡
2 連夜の猛襲、渋谷灰燼

キリスト教徒弾圧
1 獄死、枕元に聖書
2 「スパイの子」に耐え
3 苦しみ半世紀ー和解

沖縄戦
1 肉親に手かけ
2 地と泥の病院濠
3 ”戦場”今も変わらず
4 投降促す住民を”虐殺”
5 住民を引き裂く援護法

原爆投下
1 「ピカ」の後、地獄絵図
2 「うつる」偏見を恐れて
3 胎内被爆、奪われた怒り
4 それでも語り続ける

サイパン陥落
1 玉砕より「生きたい」
2 逃避行三カ月、自決の崖
3 玉砕の島から原爆出撃

硫黄島玉砕ー任務は自爆攻撃

回天特攻
1 愛する者のために死ぬ
2 戦友を送り出した痛惜
3 「人生、意味のあるものに」
4 最後の式辞で伝えた平和

大和沈没
1 きしむ鋼、断末魔
2 重油の海で「生」への切望

加害と向き合う・中国編
1 兵士が背負った”罪”
2 捨てた毒ガス弾は
3 秘密に縛られた半生

加害と向き合う・韓国編
1 ”傷”うずく日本名
2 皇民を強要した学舎
3 苦学の日本語が「恨」に
4 日本人妻、受難の日々

シベリア抑留
1 ごみのように逆送
2 愛した地で獄死
3 非業の死を刻んだ
4 待っていた二重の差別

満州棄民
1 四千五百柱、公墓に眠る開拓民
2 那須に縁、開拓は死なない

南方戦の傷跡
1 友を思い涙、「証人」の孤独
2 夢を奪われ、療養所の半生
3 遺骨の無念を忘するまじ

米兵になった日系二世
1 ヒロシマ通訳の苦しみ
2 オキナワに寄り添い
3 止まられぬ「自決」、心通じず

BC級戦犯
1 収監八年、「自分の愚かさ」を責める
2 無実を信じ、妻は闘う
3 名誉回復を訴える韓国・朝鮮人元軍属

日本人「逃亡兵」の記録
1 「どうせ死ぬなら戦う」
2 用心棒から”ゲリラの星”に
3 日本・インドネシアの繁栄を下支え

戦時下の記者、その後
1 国民を誤らせた責任、「私も被告席」
2 捨てたペンを再び手に

語り継ぐ意志
1 ホロコースト語る日本人
2 ひめゆりを枯らさない
3 戦争の手触りを取り戻すために

あとがき
略年表