図書シャセツ マンシュウ060002918

写説満州

サブタイトル1~10
編著者名
太平洋戦争研究会 編者/森山 康平 解説
出版者
ビジネス社
出版年月
2005年(平成17年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
175p
ISBN
4828412212
NDC(分類)
222
請求記号
222/Ta22
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

第Ⅰ章 日本の大陸進出
日本はなぜ「満州」に進出できたのか
日露戦争の戦利品(1)
満州支配の拠点「関東州」を手にした日本
日露戦争の戦利品(2)
ロシアから手に入れた満州の動脈・満鉄
夢の大地へ(1)
「満鉄付属地」という名の日本人街
夢の大地へ(2)
国策会社「満鉄」のミニ国家経営
夢の大地へ(3)
「満鉄培養線」という名の満州支配

第Ⅱ章 独走する関東軍
エリート軍人たちはどうして満州の地に魅せられていったのか
関東軍の前身(1)
「鉄道守備隊」という名の日本軍
関東軍の前身(2)
日本陸軍と外務省の満蒙独立運動
大地への野望(1)
関東軍の“使命感”と満州某重大事件
大地への野望(2)
「満州は日本の生命線」という幻想
大地への野望(3)
日本陸軍エリートの満州占領計画
満州事変(1)
謀略の柳条湖事件で戦火は広がる
満州事変(2)
満州の広野を一挙に武力制圧した関東軍

第Ⅲ章 満州帝国の建設
傀儡国家建設で孤立化の道を歩み始める日本
広がる野望(1)
廃帝・溥儀を担いで国家建設計画へ
広がる野望(2)
国内の過激派将校と連携した満州建国
満州国建国宣言(1)
関東軍はなぜ上海事変を起こしたのか
満州国建国宣言(2)
リットン調査団に敷いた関東軍の監視包囲網
満州国建国宣言(3)
「焦土外交」覚悟で満州国を承認した日本
満州国建国宣言(4)
満州国を否認されて国際連盟を脱退した日本

第Ⅳ章 皇帝溥儀と満州帝国
関東軍司令官に従属する新国家のスタート
皇帝への夢(1)
祖先の地に戻った愛新覚羅溥儀
皇帝への夢(2)
執政溥儀が関東軍に書かされた誓約書
熱河作戦
関東軍が進める満州国の領土拡大作戦
満州帝国の誕生(1)
ついに夢が実現した溥儀の皇帝即位
満州帝国の誕生(2)
日満一体化を象徴した皇帝溥儀の日本訪問

特別企画
長春に造られる五○万都市、首都・新京

第Ⅴ章 五族協和と王道楽土
二つのスローガンは誰のために掲げられたのか
五族協和と日本人(1)
満州国民四○○○万人のなかの日本人
五族協和と日本人(2)
ついに開設されなかった満州国立法院
五族協和と日本人(3)
平頂山事件と反満抗日ゲリラ
王道楽土の移民(1)
現地農民を閉じこめた「小王道楽土」
王道楽土の移民(2)
日本から送られた武装開拓団は何をめざしたのか
王道楽土の移民(3)
満州移民一○○万戸、五○○万人の大計画

第Ⅵ章 帝国の崩壊
日本の無条件降伏とともに消え去ったまぼろしの独立国家
満州の支配者・関東軍(1)
ノモンハン事件で完敗した「泣く子も黙る関東軍」
満州の支配者・関東軍(2)
関特演で八五万人に膨張した関東軍
敗残への道(1)
太平洋戦線に続々転用された関東軍の精鋭
敗残への道(2)
「満州国民」を守れず一夜で崩壊した関東軍
消えた帝国(1)
シベリアへの強制連行で苦渋をなめた関東軍将兵
消えた帝国(2)
故国をめざして死線をさまよう日本人

あとがき
満州・年表