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実録日本占領

サブタイトル1~10
GHQ日本改造の七年 歴史群像シリーズ 79
編著者名
出版者
学習研究社
出版年月
2005年(平成17年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
187p
ISBN
4056040591
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/J55
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

《カラー折込》
ヤミ市分布とGHQ接収地 占領下「帝都近傍図」(文・監修・小林克)
日本占領期年表 敗戦から講和・独立まで日本復興の歴史(構成・編集部)

《巻頭カラー》
【写真で見る】日本の占領期(文・構成・編集部)
GHQ接収建造物
オフィス・宿舎から、デパート・劇場まで「進駐軍専用」の歴史を振り返る(文・構成・編集部)
進駐軍兵士(文・樋口隆晴)
再現・ヤミ市(文・監修・小林克)

《第一部》降伏
ドキュメント 日本降伏 大日本帝国崩壊と連合軍日本上陸(文・冨森叡児)
対日占領計画 直接か間接か、単独か分割か、交錯する連合軍の思惑(文・荒敬)
日本の終戦工作 戦局悪化で台頭し、挫折した近衛グループの和平交渉(文・吉田裕)
占領地解放 大東亜共栄圏と旧宗主国からの独立(文・西川誠)
帰還・復員と抑留 在外邦人引揚げと連合国の駆引き(文・西川誠)
コラム 中国残留孤児(文・西川誠)

《第二部》占領
ドキュメント 日本改造 混沌とする情熱の中、断行された"GHQ革命"(文・冨森叡児)
GHQ 政策的対立も内包しつつ占領行政を担った実働機関(文・竹前栄治)
進駐軍日本上陸 天皇を凌ぐ権力を握った「泣く子も黙る」40万の占領軍(文・増田弘)
昭和天皇とマッカーサー 日本の戦後を決定づけた35分-。 天皇は何を語ったか?(文・瀬畑源)
人間宣言と全国巡幸 神ではなく、人間として奔走した昭和天皇の鎮魂と謝罪の旅(文・高橋紘)
日本国憲法制定 日本政府、GHQ、極東委員会三つどもえの攻防(文・西修)
解体と改革 旧日本の鋳型を壊せ!新日本創出の処方箋(文・増田弘)
臣籍降下 占領政策により皇籍を離脱した十一宮家五十一人の皇族たち(文・百地章)
検閲の真実 言論の自由と共存したメディア統制の矛盾(文・有山輝雄)
コラム 日本経済の復興を担ったデミング博士とQC運動(文・中島清視)

《第三部》東京裁判
ドキュメント東京裁判 「平和」と「人道」に対する罪を問われた"勝者の裁き"(文・平塚柾緒)
東京裁判の論点 法と国際政治が交錯した戦争裁判の意味するもの(文・日暮吉延)
BC級戦犯 刑死者九八三名、冤罪をも生んだ報復裁判(文・平塚柾緒)
コラム A級戦犯の処刑と遺骨奪取計画(文・平塚柾緒)

《第四部》講和
ドキュメント 冷戦と「逆コース」東西対決の進行がもたらした占領政策の転換(文・冨森叡児)
朝鮮特需 朝鮮戦争の悲劇が日本経済にもたらした「神風」(文・竹内宏)
講和と日米安保 サンフランシスコ体制に残った諸問題(文・佐藤晋)
自衛隊創設 朝鮮戦争を契機に行われた米軍指導の日本再軍備(文・永野節雄)
コラム 国際連合の「旧敵国条項」(文・冨森叡児)

《第五部》秘史
占領期事件簿 戦後日本を覆った"黒い霧"の真相(文・大山格)
幻の皇統護持計画 昭和天皇の断罪に備え、北白川若宮を擁立?(監修・米川節生/文・赤坂大輔)
戦後政治の裏面史 「逆コース」を仕掛けた裏組織"ドーマン機関"(文・本間学)
戦後史の謎を追う 幻想か!?実在か!?"M資金伝説"(文・田中義厚)
コラム進駐軍の犯罪(文・米川節生)

《第六部》世相
占領日本を元気づけた人々
笠置シズ子のブギのリズムに熱狂し、古橋広之進の快挙に国中が湧いた!(文・光武敏郎)
占領下における"エロス"の実相 百花繚乱の性風俗(文・高橋太郎)
占領下の宗教事情 戦後日本で花開いた新宗教ブーム(文・豊嶋泰國)
GHQ占領政策こぼれ話 ラジオ体操から航空機開発まで禁じられた"ニッポン"(文・中島清視)
コラム 美術品流出(文・久保三千雄)

《巻末企画》
占領期人物事典 敗戦から講和・独立回復まで、再起と改革の時代の主要人物37人(文・中江克己)

奥付・次号予告