図書目録マゴタチ エノ ショウゲン資料番号:060002486

孫たちへの証言 第17集

サブタイトル
許すまじ戦争・語り継ぐ私の戦争
編著者名
福山 琢磨 編者
出版者
新風書房
出版年月
2004年(平成16年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
259p
ISBN
4882695626
NDC(分類)
916
請求記号
916/F85/17
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一部 国内での体験
無数の被爆者の中から夫を捜し出した祖母の執念(池田孝子)
原爆で悟った命の尊さ(小野田久子)
強烈な熱線に妬き尽くされる(八木義彦)
「生きていてよかった」が、弟はピカの犠牲に(川上渉)
原爆許すまじ、学友の遺体を焼く(諏訪宏典)
東南海地震と友との別れ(浅場ケイ子)
空襲下の青春、炎から我が家を守る(星埜光子)
空襲下、蛸壺に入ったが恐怖で震え止らず(島袋俊子)
学童疎開船「対馬丸」が撃沈され、母ら犠牲に(瑞慶村智篤)
大阪大空襲、西区で炎の中を逃げまどう(岸田チエ子)
戦争に翻弄された母、九十四歳の人生を想う(小門宣子)
相模湖ダム建設に六か月間動員される(西平正喜)
近隣村民が総出で長島海峡の砲台を建設(舩崎三義)
十三歳で電車を運転、敵機に猛撃された(渡邉孝晴)
気球爆弾は初の「大陸間弾道弾」(唐沢豊米蔵)
岡山大空襲で我が家も灰燼に帰す(斉藤三郎)
高松空襲で母の言葉「あんたがいるから生きられる」(滝口美代子)
夫の残した戦中日記「大阪大空襲の救援に行く」から(生駒民夫)
鮮烈な記憶として残る戦争、その後(小林陽子)
服役囚とともに飛行場建設(小谷滋彦)
昭和19年「通信院官吏練習所」へ入学したころの東京(菅家文英)
同窓会で転校した友人から”村八分”の話聞く(三浦幸夫)
心に残る島根県民の皆様に感謝(山之口公)
紅蓮の炎舞い明治宮殿皇居が炎上(斉藤孝一)
学徒動員兵の敗戦日記(浦島敏弘)
静岡空襲、位牌を背に炎の中を逃げまどう(高瀬寿美恵)

第二部 国外での体験
葛根廟で母が銃殺され、父ともはぐれて孤児に(川内光雄)
銃殺寸前に銃口の前に立ちふさがった中国人老婆(大島満吉)
母を救うために必死に物乞いした十一歳(大嶋宏生)
父失うも玉砕の島サイパンを行き抜く(伊波秀雄)
パラオから脱出、フィリピン、台湾を経て祖国へ(小山賢子)
パラオ空襲で島からの奇跡の脱出行(山本直紀)
安達在満国民学校からの逃避行(矢嶋仁)
斬込隊で失敗したため生きのびる(飯田一郎)
ネグロス島での逃避行で人間の野獣性を見る(成瀬藤一)
レイテ沖海戦で大和から発信するも奇跡の生還(安田親文)
ソ満国境での十八日間の死闘(海野米次)
中国戦線で死線を二度も生き抜く(西本嘉幸)
「英子ちゃん、ごめんね」今も手を合わせる日々(福家みよ子)
新義州から家族六人が三十八度線を越える(中川とし)
「日本に帰ったら天国が待っている」を支えに生き抜く(古田玲子)
戦場で重傷、自決?から一転生還へ(中西仁郎)
四平街の”病院”で双子の娘を栄養失調で失う(久保ムツコ)
外人部隊(幻の満州国軍)将校の父をもって(富樫健)
樺太真岡で‥防空壕の惨劇(野間伸子)
満州から日本へ、東京ー長野ー兵庫と疎開(岸本照子)
入隊からプラカノン爆撃まで(松尾良治)
「抑留」それは寒さと飢えと死の戦いだった(岩波輝文)
同胞に捧げるー私の抑留生活ー(村井丞)
「超空の要塞」B29に立ち向かった勇姿を見る(太田重紀)
ミレー島で敵機と死闘を繰り返し重傷を負う(佐藤保)
磨刀石における肉攻戦と岸壁の母(森永忠義)

第三部 亡き人たちの証し
実家の庭の壕に一トン爆弾が直撃、母ら四人失う(高橋千夏)
三中学徒隊の兄、私服情報員として活躍し戦死(与那嶺勲)
父は広島で被爆死、長兄は南方で戦死(造力菊枝)
学徒出陣、異国で果てし兄を思う(小川道子)
母は空襲で、次兄は沖縄で戦死(木村喜久江)
ブーゲンビル島で戦死した兄を想う(井澤美恵子)
判明した父の戦死への軌跡(高橋喜幸)
南の海に散った友への鎮魂(杉山育三)
兄は小さな白い箱になった(宮原広美)
「鎌倉丸」で南海に消えた長兄を想う(水口達也)
機銃掃射受け父は即死、母は重傷(桂義生)
戦友のお話を聞き、父とめぐり会えた思い(額田克美)
五十九年目の春、残された日記に義兄を想う(徳田蹊子)
シューベルトのセレナーデが好きだった兄の戦死(石黒栄子)
父還らず、サイパン島に散る(内野定年)
妻と綴った『赤穂の人々と戦争」を出版(久保良通)
戦没の骨なき父の墓洗う(三浦忠光)
父、二度目の北支参戦で敵弾受け戦死(浜喜巳男)
奉天の監獄で夫との最後の面会(清水保野)

第四部 戦後、それからの私たち
アルンデル島で戦死したはずの部下と奇跡の再会(假屋壽生)
命からがら郷里へたどり着いたが、イバラの人生(松本操子)
敗戦の混乱の中、生と死の選択を迫られる(石橋龍二)
「進駐軍が来る」の噂を恐れ軍刀など処分(西村貴志)

第五部 特別寄稿
平和とアメリカ人(嶋本昭三)
特命受け南方から終戦前夜、本土への決死飛行(奥田典一)
「インドネシア残留元日本兵」を訪ねて(長洋弘)
南京国民政府の要人、陳公博の日本亡命(杉本良巳)
ジェットを完成せよ(柄沢勇夫)
「水師営の会見所」で、名馬「寿号」の解説をただす(渡辺俊子)

あとがき(福山琢磨)

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