図書ショウワ コドモ タベモノ ズカン060002471

昭和こども食べもの図鑑

サブタイトル1~10
卓袱台を囲んで食べた家族の味、その思い出の味覚たち
編著者名
奥成 達 文/ながた はるみ 絵
出版者
ポプラ社
出版年月
2004年(平成16年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
197p
ISBN
4591077942
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/O56
保管場所
開架児童書
内容注記
和書
目次

第1部 懐かしみ、味わい直したい、あの卓袱台の光景
1 昔ながらの「おふくろの味」をこどもたちに伝える
「おふくろの味」とは、家庭の味でもあるけれど、一家団欒の味なのである。
いつも心を満たしてくれた、おふくろ流の料理の味わいを語り伝えたい
”朝餉”の味噌汁の温かさと、熱々ホカホカのごはん
瞼に焼きついている、台所の白い割烹着の母の後ろ姿
2 いつもの料理とは違った、お父さんの料理をつくる
郷愁の味ナンバーワンとして愛される、肉じゃがの快感
揚げたての香りがうれしい、1個5円のポテトコロッケ
あのまっ黄色でビシャビシャのライスカレーをつくりたい
ぼくのこどもの頃には大変なごちそうだった、思い出のオムライス
いつも焦げすぎだった、母の手づくりハンバーグ
ケチャップをからめて炒めただけの、スパゲッティ・ナポリタン
コロッケの少し上でトンカツのやや下、そのポジションが好ましいメンチカツ
町の小さな洋食屋で食べた、ハヤシライスの記憶
給食で人気一番だった、鯨の竜田揚げ
きんぴらゴボウのピリピリ感は、日本の味覚の大切な伝統である
落としぶたをしてゆっくりコトコト、秋の鯖の味噌煮

第2部 おばあちゃんから母へ、みんな手づくりだった昭和の「おやつ」
ぼくらのおやつは、おこげを丸めたおにぎりだった
よもぎを摘んですり鉢でゴリゴリ、手づくり草もちで春を味わう
雪合戦をして家に帰ると、温かいお汁粉が待っていた
おばあちゃんも、お母さんも、女の子がみんな大好きあんみつ
海苔巻きはやっぱり、巻きすでキュッキュッと締めてつくりたい
リングの穴の不揃いなドーナツこそ、おふくろのおやつである
赤いイチゴジャムは、コッペパンのこども時代につれ戻される

第3部 もっとみんなで楽しみ、味わいたい四季折々の歳時記
故郷づくりのお雑煮で、お正月を迎える幸せ
早春の七草を摘んで、無病息災の七草粥をつくる
節分の豆まきのあとには、イワシ料理で鬼やらいする
初午の日にこそ食べたい、向こう横丁の「お稲荷さん」
桃の節句の雛祭りにふさわしい、華やかなちらし寿司
大勢の友人と楽しむ、桜の下のお花見料理
磯遊びを楽しみながら、こどもたちと海の幸を味わう
星を眺めながら食べたい、ロマンチックな七夕の夜のそうめん
十五夜の月見団子で、風流を楽しむ
お彼岸には、わが家流の三色おはぎをつくろう
こどもの成長を記念する七五三には、お赤飯を炊いてお祝いしよう
冬至の夜はゆず湯を楽しみ、かぼちゃ料理を食べる

あとがき