図説マッカーサー

はじめに
マッカーサーと戦後日本（袖井林二郎）

第１章　宿命のアジア
武人の一家に生まれた三男坊
陸軍士官学校を”母と二人で”
第一次世界大戦参加で３８歳の師団長
ついに手にした陸軍最高の座
フィリピン国軍「元帥」の新たな旅立ち

第２章　恥辱と栄光の途
戦いの始まり
撤退また撤退
失意のオーストラリア
「私は帰ってきた！」
投降勧告ビラの雨
日本軍最後の戦い
戦火やむ

第３章　征服者の足どり
緑十字の降伏使節
マッカーサー、日本への第一歩
今日、大砲は沈黙している
まぼろしの軍政
マッカーサーの東京入城

第４章　青い目の大君
昭和天皇と会見
戦争犯罪人の逮捕
民主改革とマ元帥人気
大君の都・ＴＯＫＹＯ
天皇の「人間宣言」
マッカーサー改革
マッカーサーの日々
勝者が裁いた東京裁判
占領下の絶対権力者

第５章　再び戦場へ
朝鮮半島に戦火
マッカーサー朝鮮に飛ぶ
仁川逆上陸作戦
朝鮮戦争の補給基地・ニッポン
最高指令官・大統領への反逆

第６章　老兵は消えゆくか
マッカーサー司令官を解任
歓迎の嵐とマッカーサー・ブーム

コラム
コーンパイプ
記念切手
あだ名と尊称
専用機バターン号
検閲
五つ星
記念日の提案
道づくし
原爆
像の数々
夢に終わった「記念館」と「灯台」

マッカーサーに関する主要文献（福島鑄郎）
マッカーサー年譜（袖井林次郎・福島鑄郎）
あとがき