市民が語る小田原地方の戦争
- サブタイトル
- 編著者名
- 戦時下の小田原地方を記録する会 編者
- 出版者
- 戦時下の小田原地方を記録する会
- 出版年月
- 2000年(平成12年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 26×
- ページ
- 203p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Se66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
グラビア
発刊にあたって(飯田耀子)
凡例
Ⅰ 戦争末期の民衆
1 本土決戦をめぐる兵士と地域住民
解説(香川芳文)
地図「足柄平野に残る本土決戦部隊の陣地跡」
第一九九連隊本部付兵士の任務(北本俊一)
荻窪に駐留した兵士(府川コマ江)
入生田陣地への住民の動員(長谷川庄吉)
石垣山陣地への住民の動員(山崎忠蔵)
第八四師団司令部の副官として(西尾邑次)
住民が見た国府津の陣地(野地藤吉・石塚盛彦)
第二〇〇連隊の小隊長として(砂川哲夫)
第二〇〇連隊本部付兵士の任務(中村哲夫)
満州からきた野戦重砲兵部隊(中田東郷)
少年の見た大井町の決戦部隊(香川順次)
第二〇一連隊で陣地設計(秋山昌弘)
民家の裏で陣地づくり(山口シカ)
2 箱根の外国人
解説(矢野慎一)
芦ノ湖畔にやってきたドイツ海軍将兵(君枝ディーク/松坂進)
宮ノ下の岡島医院に住んでいたドイツ人女性(岡島花江)
ビルマ人留学生が疎開してきた(安藤兼子)
奈良屋旅館に勤めて(勝俣兼松/勝俣シマ)
ハナちゃんの育ての母として(萬田ムメ)
3 戦争末期の教師と子どもたち
解説(岡本史郎)
「教え子を再び戦場に送らない」教師めざして(志摩亨)
教師として戦前・戦後の教育にたずさわって(星崎茂)
縁故疎開で小田原に(村瀬克己)
子どもたちの戦争(小林晋)
4 箱根の傷痍軍人
解説(矢野慎一)
傷痍軍人として(望月栄允)
軍属として箱根湯本の陸軍病院で(所澤シゲ子)
陸軍病院の庶務係として(中村和義)
5 軍需工場に動員された女性たち
解説(飯田耀子)
日の丸の鉢巻をして軍需工場で働いた女学校時代(津田敏子/大友正子/宮内恭子/和田利)
新名女学校の日加工業への動員(橋本弘子/井上曖子/伊藤ナミ子)
女学生時代はずっと勤労動員だった(山室逸江)
日加工業の女子挺身隊(太田もと子/渡辺いく枝/杉田春子/荒井ゆき/杉田きくえ/滝沢きく子)
Ⅱ 地域で戦争を伝えるものを調べて(矢野慎一)
秘密兵器の実験場だった三ツ石海岸〔真鶴町〕
今も残る元傷兵院の奉安殿〔小田原市〕
知られざるドイツ人の墓〔箱根町〕
戦争に征った馬の記念碑〔南足柄市〕
西南戦争戦死者のための二つの碑〔開成町〕
戦没者を祀る寒田神社祖霊社〔松田町〕
学徒の勤労奉仕施設だった箱根報国寮〔箱根町〕
写真 「足柄平野に残る陣地跡」
Ⅲ 手記・戦争の時代を生きて
ジグゾーパズルの一片として(足利裕之)
伝えておきたい私の体験(片岡幸俊)
生きる(金子悦子)
思い出すまま「母に感謝」(宮内恭子)
戦争と行李(宇田川聖一)
私の戦時体験(小川武朗)
動員と町の様子(津田敏子)
戦時下の学窓生活一五年(松坂進)
父から教わった大切なもの(飯田耀子)
Ⅳ わたしの戦争体験
被爆者の証言1(菊原昭)
被爆者の証言2(梶谷永司)
軍隊経験と酒匂交友会について(内田四郎)
満州から逃れて(神谷勝三/神谷初江)
湯河原空襲で右手を失って(横井清)
神奈川学生同盟のこと(宮澤正幸)
Ⅴ わたしたちの地域の記録
続・地域で戦争を伝える本
小田原地方の15年戦争年表
戦時下の小田原地方を記録する会二〇年間の活動をふりかえって(井上弘)
あとがき(岡本四郎)
カバー・章とびらデザイン(南八重智子)
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