図書ズセツ トッコウ060002181

図説特攻

サブタイトル1~10
太平洋戦争の戦場 ふくろうの本
編著者名
森山 康平 著者/太平洋戦争研究会 編者
出版者
河出書房新社
出版年月
2003年(平成15年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
143p
ISBN
4309760341
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Mo73
保管場所
開架一般
内容注記
巻末:特攻関連年表
和書
目次

序章 太平洋戦争と特攻
体当たり戦法としての特攻
開戦後、差が開き過ぎた日米航空戦力
日本空母部隊が壊滅したマリアナ沖海戦
空母があっても勝てない理屈
起死回生の戦法が、なぜ「特攻=体当たり」戦法だったのか
「悠久の大義」に生きようとした日本人
さまざまな特攻兵器はいつごろ考えつかれたか

第1章 特攻の始まり フィリピン特攻ー「占領地フィリピン」を防衛せよ
大西瀧治郎と神風特別攻撃隊の誕生
そのとき、どんな戦況だったのか
敷島隊、護衛空母「セント・ロー」を撃沈
「大きな戦果」に満足、拡充された特攻隊
正規空母「レキシントン」に体当たり、戦場を離脱させる
「まことに遺憾であるが、しかしながら、よくやった」
特攻の続行とアメリカ軍の特攻対策
1944年12月のフィリピン特攻
護衛空母「オマニー・ベイ」を撃沈
フィリピンにおける最後の航空特攻
フィリピン特攻の総決算

第2章 特攻がつづく アメリカ軍の沖縄上陸を阻止せよ
日本航空隊はフィリピンから撤退、銃後では特攻戦士の養成へ
震洋特攻隊員田英夫氏の場合
アメリカ軍は硫黄島に上陸した
正規空母「タイコンデロガ」への体当たりと、護衛空母「ビスマルク・シー」の撃沈
正規空母「フランクリン」を大破壊
人間操縦爆弾「桜花」の特攻
B29への体当たり特攻作戦
いよいよ本格化した沖縄特攻。陸海軍合同の特攻激化
「5人に1人が特攻戦死すればアメリカも講和を言い出すのではないか」

第3章 特攻は終わらず 沖縄特攻ー沖縄のアメリカ艦船を撃破せよ
海軍の菊水作戦と陸軍の航空総攻撃
300機が出撃した4月6日の大特攻
戦艦「大和」特攻と航空特攻
4月12日の大規模特攻、桜花が駆逐艦を撃沈
4月16日の大特攻、「少しぐらいのエンジン不調で帰ってくるな!」
4月における最後の特攻
5月4日 沖縄・日本守備軍の総攻撃に合わせて、200機が特攻出撃
空母「バンカーヒル」への体当たり、400人を超える戦死者
海軍機上作戦練習機・白菊も特攻へ
最後の沖縄特攻と本土決戦準備
海軍練習機「赤トンボ」、アメリカ駆逐艦を屠る

第4章 さまざまなる特攻 特攻兵器 回天・震洋・特潜・マルレ
「回天」の誕生
人間魚雷・回天の特攻
特殊潜航艇(甲標的と●龍)の特攻
震洋の特攻
陸軍の連絡艇マルレの特攻

特攻関連年表
あとがき
参考文献