図書ショウワ ザイセイシ060002136

昭和財政史 第13巻

サブタイトル1~10
[終戦まで] 国際金融・貿易
編著者名
大蔵省昭和財政史編集室 編者
出版者
東洋経済新報社
出版年月
1963年(昭和38年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
777p
ISBN
NDC(分類)
342
請求記号
342/O57/13
保管場所
閉架一般
内容注記
挟込附録:「昭和財政史たより15」
和書
目次

はしがき
【前編】
第1章 昭和初期における貿易と国際金融
第一次大戦後の国際収支および国際金融の一般的傾向
日本貿易の停滞
・貿易価額の漸減
・国際収支の改善
・貿易構成の推移
関税の一般的改正と貿易振興施設
・関税の一般的改正
・貿易振興の諸施設
金融恐慌後の為替動揺と正貨対策の行詰り、金輸出解禁
・円為替の激動
・為替の放任と正貨対策の行詰り
・金解禁の準備

第2章 金輸出解禁下における貿易と国際金融
金輸出解禁下の貿易の萎縮
・輸出入貿易量の減退と国際収支の急悪化
・商品別および地域別構成の変化
輸出補償制度の制定と関税の改正
金流出と金輸出再禁止
・金解禁による為替相場の安定
・金解禁と金の海外流出
・日銀の正貨補充策
・満州事変、英国金本位制停止を契機とするドル買思惑の抬頭、金輸出再禁止

第3章 満州事変期における貿易と国際金融
満州事変・金輸出再禁止による為替相場の暴落と為替管理による低位安定
・円為替の暴落とその放任
・為替暴落過程における対策
・為替政策の転換-為替管理法の制定
・為替管理と為替の低位安定
・準戦時下における為替管理の強化と金現送の再会
日本貿易の進展
・貿易価額の躍進
・貿易内容の変化
金輸出再禁止後の国際収支の改善と再悪化
日本商品の防遏と貿易政策の変遷
・世界貿易政策の変遷と日本品の防遏
・日本貿易政策の変遷

【後編】
第1章 日華事変期における国際金融と貿易
為替統制の進展と為替相場
・為替金対策としての金準備再評価
・金資金特別会計と金政策
・為替管理の強化と為替相場協定
・外国為替基金の設置と余裕外資資金の集中
・米英クロスの激動と為替協定の変更
・為替基準の米ドルへの転換
・為替管理の戦時体制
・円貨決済制の拡大
・外国人資産の凍結
・日華事変期における為替相場の推移
・日華事変期における為替相場の推移
貿易政策の展開
・日華事変の突発と貿易統制
・輸出振興のための諸対策
・円ブロック貿易と輸出調整
・貿易省設置問題
・臨戦貿易体制への転換
貿易、対外投資および国際収支の推移
・貿易の推移
・対外投資の推移
・国際収支の推移

第2章 太平洋戦争期における国際金融と貿易
戦時下の対外金融政策
・為替相場の公定
・日本銀行の改組と「大東亜金融圏」構想
・特別円制度と公益決済の諸方式
・大陸における通貨金融工作と通貨事情
・南方開発金庫の設置とその活動
・被占領諸国に対する借款と外資金庫
戦時貿易政策の苦悶
・決戦下の「大東亜」貿易計画
・貿易統制機構の強行的調整
・貿易における国家独占
貿易、対外投資および国際収支の推移
・貿易の推移
・対外投資の推移
・国際収支の推移

資料 法令
資料目次あり
本文中統計目次あり