図書アフリネ ニ コダマシテ060002116

阿夫利嶺にこだまして

サブタイトル1~10
厚木高女学徒勤労動員の記
編著者名
厚木高女青葉会記念誌実行委員会 編者
出版者
青葉会
出版年月
2000年(平成12年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
304p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/A95
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに(青葉会記念誌実行委員会)
発刊にあたり(青葉会会長・鈴木福代)
先人樹を植えれば後人掠し(厚木東高等学校長・三浦光広)

あこがれの女学校に入学して
厚木高女通学区域(昭和十七年頃)
セーラー服と「ディス・イズ・ア・ペン」
英語廃止について
心配だった入学試験(熊沢リン子)
初めての空襲に驚く(井上美津子)
通り過ぎた黒い影(中村とし子)
東京初空襲を体験(谷口廣子)
女学校時代の思い出(藤田美知子)
二十七キロ強歩大会(山口玉枝)
夏草の匂い(鈴木実子)
忘れられない半世紀前のこと(鈴木福代)
農繁期の勤労奉仕(黄金井久枝)

溝ノ口訪問記 動員先のいまむかし
溝ノ口付近軍需工場配置図
すっかり変わった日本光学川崎製鉄所跡
古老の話を聞き当時を偲ぶ(星川玲子)
古稀を前に思い出す動員時代
川崎市溝ノ口周辺の軍事施設

長かった三百八十日
厚木高女学徒動員配属先
学徒勤労報国隊の腕章をして
日本光学工業川崎製鐵所とは
酷電小田原行き(中村とし子)
小田原急線は通勤地獄(山口玉枝)
水の溜まった防空壕(栗原和子)
二つの思い出(服部ツネ子)
動員中の思い出(網嶋ミヨ)
落花生の香り(高浜裕子)
トレースの仕事(内山巳枝子)
思い出すままに(井上芳枝)
出張で泉岳寺にお参り(西山マサ子)
四時に起きて(佐藤薫)
心に残った断片(江夏智子)
動員、空襲、空腹そして敗戦(森翠)
こんな職場ご存知でしたか(佐藤勇子)
お婆ちゃんのひとりごと(岡田幸江)
お風呂(掛川薫)
防空壕の中で(田崎佐代子)
つらかった食中毒(森咲子)
家が燃える(斉藤米子)
優しかった兄を想う(川合千恵子)
思い出のつれづれに(平野慶子)
さくら(和田美代子)
俳句 生きて 今(宝喜寿子)

記憶のひとひら
石橋レイ子 飯田光江 西照代
鯉沼静子 真理谷芳江 吉野惠美子
杉田玉江 平野喜美子 青木ヒデ
橋本良子 関山フミ江
大川ミヨ子 森本愛子 鈴野美子
小山敦子 進藤よし江 編集子
やすらかに友よ眠れ(鈴木実子)
鍵和田武男さんのこと(奥津玉枝)
鍵和田さんのお父さんの苦悩(藤本し津)
登戸の夜空(戸井田武子)
学徒勤労動員(神戸咲)
病気で九死に一生を(松田美佐子)
学徒動員の思い出(川嶋菊江)
煤ヶ谷から通う(難波美智子)
下作延の寮の想い出(脇坂禮子)
防空壕から見た空の青かったこと(鈴木実子)
旋盤でビス作り(林和江)
よみがえる機械の音(増田礼伊子)
オシャカを出さない緊張感の中で(大川ミヨ子)
病気になっても(鈴木千恵子)
下駄の鼻緒(石塚知子)
亡き友(鈴木彰子)
平和の尊さをしみじみと(長嶋敏子)
むずかしいヤニ場の仕事(吉村叔子)
工場の防空壕が燃える(森咲子)
マンドリンの音色にひかれて(西郷アイ)
“忍”の一字の青春時代(星通子)
間一髪で命びろい(神崎キヨ)
手紙の検閲(田畑実枝)
学徒動員「日本光学」(外岡女周)
胸にしみる両親の思い(井上美津子)
白い背中・稀有なこと(宝喜寿子)
仕事・人(高木春枝)
学徒動員から終戦までの回想(西山タミ)
相模陸軍造兵廠
相模海軍工廠・大東化工
造兵廠へ配置転換(山口玉枝)
蛸壺防空壕(和田美代子)
戦争と青春(鈴木文子)
軍刀とバケツ(宝喜寿子)
映画の一コマ(編集子)
相模海軍工廠跡を尋ねて(島村千恵子)
山坂越えて大東化工へ(難波美智子)
作業中のおしゃべり厳禁(内山巳江子)
私の女学生時代(鵜沼加代)
亡き兄を偲んで(永島久代)
寺田先生の訃報をお聞きして(井上敏子)
偶然の出合い(北川芳子)
困った時はお互いさま(黄金井久枝)
淋しい青春の想い出(増井よし江)
お便り(島崎セキ子)
切れた記憶(栗原玲子)
東京・第八高女から厚木高女へ(谷口廣子)
陸軍中津飛行場
恐ろしかった平塚空襲(平野喜美子)
秋田で想う厚木高女(伊藤麗子)
妹を偲んで(加藤知子さんの姉上)(小川房子)
やっぱり一番寒かった昭和二〇(一九四五)年の冬
学徒勤労動員配属表
今、ふたたび恩師と
恩師に感謝申し上げます
戦中戦後のこと(保坂周助)
晴れても仰ぐ曇りても仰ぐ(美杉喜美江)
戦時下の女学生たち(藤本淑)
女子宿舎で寝食を共にし(馬嶋房江)
爆撃照準眼鏡について(馬嶋房江)

甦る若き日々(花嶋喜久恵)
がんばれ!青葉会(小島菊代)
戦時中の思い出(大生仁雄)
父、廣吉の思い出(後藤廣二)
我が父(川崎玲子)
関山先生を訪問して
三杉喜美江先生を囲んで
お元気な藤本先生(鈴木玲子)
馬嶋先生をお訪ねして(関山フミ江)
雨紅先生の夕焼けの里
学び舎に還る
平和は戻ったが
今も覚えている夜叉王のセリフ(山口玉枝)
通学は下駄をはいて(井上美津子)
音楽が生きる力となった(黄金井久枝)
泣いて笑った“バレーボール”(岡田幸江)
バレー部の復活(三橋栄子)
敗戦後の厚木の町で(中村とし子)
譲られたレコードは卒業記念品になった(黒沼啓子)
終戦後のバス通学(内山巳江子)
作法室が寄宿舎に(森咲子)
楽しかった寄宿生活(松田美佐子)
乙女心のいじらしさ(波多野綾子)
受験番号五十六番(小島好江)
豊穣なりし私の学び舎(平尾雅子)
中津川の流れ(大矢和子)
学童疎開の子供たち(服部ツネ子)
学童疎開を迎えて(星通子)
俳句 梨の花によせて他(鈴木千恵子)
薪で走った乗り合いバス
心に残る歌ベストテン
NHKテレビ出演
昭和21年3月卒業写真
土に生きる
第36回青葉会記念写真
七十歳、元気です
生きて今、古稀を迎える
自然と共生の日々(増田礼伊子)
種を蒔き、苗木の成長が楽しみ(長嶋敏子)
小学校でお話をする(山口玉枝)
戦争を知らない子供たち(小石川光子)
私の生家の梨の木(西山マサ子)
黒沼啓子さんと「夕焼小焼」のエピソード
手記「軍靴とともに別れの行進」(三杉喜美江)
戦時下の厚木高女昭和十七年度入学生年表
あとがき