日本の女たち 第4巻
- サブタイトル
- 暮らしをつむぐ 写真・絵画集成
- 編著者名
- /一番ケ瀬 康子 編者
- 出版者
- 日本図書センター
- 出版年月
- 1996年(平成8年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 31×
- ページ
- 214p
- ISBN
- NDC(分類)
- 367.2
- 請求記号
- 367.2/N71/4
- 保管場所
- 開架大型
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
口絵 広告にみる女のくらし
第4巻解説 暮らしをつむぐ(一番ヶ瀬康子)
1.歴史の奥底で暮らしが変わる
明治維新と女の暮らし
デパートの誕生
日清・日露戦争のなかで
大正時代にはなったけれど
欧米と“同等”の生活をめざして
大戦による好況のかげで
大正期の暮らし-島根県・宮崎家のアルバムから
関東大震災から立ち直る
生活の近代化は進む
昭和恐慌のなかで
近づく戦争の足音
大正・昭和、地方の暮らし
戦時下、男たちがいなくなったこの国で
戦時下の暮らし-公募写真から
民主主義の時代に-台所を変える
「蟻の街」で-戦後の荒廃から立ち上がる
かまどから電気釜の時代へ
食が変わる、暮らしが変わる
【コラム】私たちの世代は歴史のはざま(吉沢久子)
2.レジャーが育む豊かな日々
江戸時代のお正月
明治の初め、庶民のレジャーはまだ遠く
“ハレ”の日に写真撮影
ひな祭りの日に、娘の成長を願って
大正期、新しい楽しみがつぎつぎと家庭に入ってきた
ペットも家族の仲間入り
四季折々の遊びを楽しむ
被災者たちのくつろぎの時
伝統の風雅を楽しむ
何にでも挑戦します
非常時直前、ひとときのやすらぎ
“非常時”にもゆとりのひととき
労働の合間に小さなレジャー
スポーツも国民総動員
「銃後の戦士」たちを慰問する
敗戦の気配もなんのその
戦後、奪われた楽しみを取り戻す
生活の合間にも余暇を楽しむ
大型化するレジャー
3.母性礼賛から“性と生殖の自由”へ
女はずっと母性を期待されてきた
出産が奨励されるとき
子だくさんと健康優良児
性の自己管理を求めて-育児制限
15年戦争初期の母性保護
再び「軍国の母」として
出産の権利は国のもの?
戦争が終わって母と子は
児童福祉法はできたけれど
出産と育児を女の手に
お産を問いなおす
性と生殖は女が決める
4.家族が変わる、結婚が変わる
法律で決められた家制度
家と家との結婚のなかで
男社会が強いるもの
見合い写真の流行
大正デモクラシーのなかで
大正時代の家族-公募写真から
ロマンチックラブを求めて
戦争と家制度-人事調停法
戦争と家制度-監視される妻たち
結婚をも支配する国民優生法
戦時下の家族の肖像-公募写真から
戦争が終わって、再び政府は
抑圧の日々と別れて
変わらない嫁姑の関係
嫁姑も一人の人間として
農家の働く風景
恋愛は“解禁”されたけれど
結婚式も変わっていく
変わる家族の枠組
変わる男女の役割分担
高齢社会のなかで
自分らしく生きるために-夫婦別姓
公募写真から-逝く人を送る
公募写真から-大正から昭和初期
公募写真から-戦時下
公募写真から-戦後
【コラム】これってやっぱり世紀末?(斎等茂男)
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