図書目録ダガシヤ ガッコウ資料番号:060001942

駄菓子屋楽校

サブタイトル
小さな店の大きな話・子どもがひらく未来学
編著者名
松田 道雄 著者
出版者
新評論
出版年月
2002年(平成14年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
600p
ISBN
94805705
NDC(分類)
371.45
請求記号
371.45/Ma74
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに(中年松田、四一歳の入学作品)
この本に出てくる主なキャラクター(登場人物像)

序章 駄菓子屋から見た世界
子どもみせ、見いつけたっ!
「リリバット」探検法

第1章 駄菓子屋の想古学
原型を求めて
それは番小屋から生まれた
値段の形容史
「恷皆彼の文久店」
一文菓子と「みかん箱」
10円ボランチャー
駄印良品
駄菓子と駄菓子?(今昔物語)
駄菓子以前のこと
とちもちと縄文クッキー
菓子の身分制度
持遊細物屋
「駄本」の系譜
二つの文化
てんびん社会学(民俗教育学から相関教育学へ)
駄菓子屋は存在しない
「みせ」は学び屋
市の教育学
おじいさんは物売りに、おばあさんは店番を
社会的オジィと社会的オバァ(客人と常人)
隠密教師
店先学校
店的人間
学校の出現
寺子屋・学校・駄菓子屋、そして…

第2章 ダガシヤンを探せ!
駄菓子の心象風景スケッチ
ダガシヤ原人の子どもたち
「ハリ」の研究(老人スクールへの訪問)
郷土史研究会からの手紙
「食習採集手帖」より
自伝を探す
ナチュラル・ヒストリー・オブ・ダガシヤン
作品の中の駄菓子屋
駄菓子屋店主、樋口一葉(なっちゃんの店)
絵本の中の「子どもみせ」
ちびまる・こちかめ・寅さん
子ども写真家の嘆き
フィールドワーク・シンキング
子どもの店は子どもに聞く
土曜研究家の駄菓子屋探検記
人口動態史から見た形態学
「逆流通」構想の下準備
なぜ、あの店ははやるのか?(卸し一日同乗記)
ダガシヤ・パラダイスの鳥瞰図
下町のトポフィリアン(駄菓子屋的空間)
歳時記文化の子どもたち(駄菓子屋的時間)
「原っぱ」と「路地裏」の教育論
歳後の駄菓子屋文化人?
風景の遠近法
学校と駄菓子屋
「がっこみせ」の思い出ありませんか?
(学校と店と社会)
「学校みせ」から見える子どもたち
学校みせ出島プラン
学校誌を子どもの生活誌へ
デューイの夢(教育的社会は実現したか?)

第3章 隣人類から遠人類への物語
ダガシヤ冬の陣
「校庭」の消滅
インベーダーズ(侵略者たち)
<子ども論>の誕生
そして、デジタル・チルドレンが現れた
放課後は、スポーツとゲーム
ゲームと授業のシンクロナイズ
お受験ゲームの結末は?
M学校
長い仮説
マザコン社会のセブンイレブン・チルドレン
我々はどこへ行くのか?
マックハウス症候群
郊害の悪夢と下町オールドダウン
二〇〇一年「新・二つの文化」
電光石器とクラゲ人間
かくされた次元にかくれている心
デジタル・エイジング社会の駄菓子屋ブーム
ダガシヤ・チルドレンは生きている?

第4章 小さな店の大きな価値
価値1「環境世界をつくる」
遊牧する・探検する
秘密をつくる
マンダラ体験
価値2「選ぶ・買う・分け合う」
豊かな少費者
買あうつ!(おばあちゃんはどう教えるか?)
分けっこ、してますか?
価値3「食べて遊ぶ・作って遊ぶ・試して遊ぶ」
遊食少年少女のアニマシオン
器用な遊び人の話
チープ・アンド・トライのダガシヤ・ベンチャー
価値4「当たる・賭ける・集める」
当たる人、賭ける人
遊びの百科全書派
おまけの社会学
価値5「群れて遊ぶ」
子どもの世間(群の教育と抜群教育)
子どもの民主主義
メダカの学校、おさるの学校
価値6「とる・悪さをする」
柿どろぼうとまんびき
ミセス・マナーばあさんの「しつけ教室」
「善悪」の原領域説
価値7「癒す/癒される」
若さに、びっくり!
ミントとラベンダー(子ども力と老人力)
我と汝は対話する
価値のおまけ「なつかしむ」
価値のまとめ「ホモ・ルーデンスの子どもたちは、
人生に必要な知恵をすべて駄菓子屋で学んだ」

終章 駄菓子屋から
駄菓子屋から作る世界
人生100年設計プラン
駄菓子屋の生物学的意義
ダガシヤからダガシヤまで
利己的な高齢者の誕生
「おばあさん、おじいさん、駄菓子屋を
開きませんか?」
「みんなのまち」づくり
駄菓子屋とチルドレンズ・ミュージアム
ハンズオンとフォットン!小は大を越える
チルドレンズ・コミュニティをつくろう!?
世界ダガシヤ運動へ
考え方の三つの基本図形△□○と、一枚のワークシート

付録 ぼくはこんな学校(楽校)をつくりたい
学校に駄菓子を!教育会議に駄菓子屋店主を!
すべての子どもに駄菓子屋を!

本書からの課題例(誰か研究しませんか?)
本書からの提案例(いっしょに実行しませんか?)
本の索引(こんな本を読んでこの本を書きました)
空想楽考(この本でこんなことばを作りました)

おわりに、そして、はじめに(パラレルな生き方)

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626