図書ショウカイ チョサクケン ホウ060001854

詳解著作権法

サブタイトル1~10
第2版
編著者名
作花 文雄 著者
出版者
ぎょうせい
出版年月
2002年(平成14年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
825p
ISBN
NDC(分類)
021.2
請求記号
021.2/Sa42
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

第Ⅰ部 知的財産権制度と著作権
第1章 知的財産権制度の概要
知的財産権制度の目的
知的財産権の各法制の概要
第2章 世界における著作権制度の発展の歴史
印刷術の発明以前の時代
印刷術の発明及び出版特許の時代
著作権制度の確立と発展
第3章 日本における著作権制度の発展の軌跡
中世から近世までの沿革
近代における著作権制度の発展
旧著作権法の全面改正と現行著作権法の制定
現行著作権法の改正の経過

第Ⅱ部 著作権制度の概要
第1章 著作権の保護客体(著作物)
著作物として保護されるもの
著作物の種類
二次的著作物
編集著作物
データベースの著作物
権利の目的とならない著作物
応用美術
キャラクター
タイプフェイス
肖像権、パブリシティ権
第2章 著作者
創作者
共同著作
法人著作(職務著作)
映画の著作物の著作者・著作権者
著作者に係る準拠法
第3章 著作者の権利と相対性
相対的な独占権
著作物の翻案と依拠の認定
第4章 著作者人格権
著作者人格権の概要
公表権(第18条)
氏名表示権(第19条)
同一性保持権(第20条)
著作者人格権侵害みなし
著作者死後の人格的利益の保護
出版権設定の場合の著作者の人格的利益の保護
第5章 著作権(著作財産権)
著作財産権の種類
複製権(第21条)
上演権・演奏権(第22条)
上映権(第22条の2)
公衆送信権等(第23条)
口述権(第24条)
展示権(第25条)
頒布権(第26条)
譲渡権(第26条の2)
貸与権(第26条の3)
翻訳権・翻案権等(第27条)
二次的著作物の利用権(第28条)
著作権侵害みなし行為
第6章 著作権の制限規定
私的使用のための複製(第30条)
図書館等における複製(第31条)
引用(第32条)
教科書用図書等への掲載(第33条)
学校教育番組の放送等(第34条)
学校その他の教育機関における複製(第36条)
試験問題としての複製(第36条)
点字による複製等(第37条)
聴覚障害者のための自動公衆送信(第37条の2)
営利を目的としない上演等
時事問題に関する論説の転載等(第39条)
政治上の演説等の利用(第40条)
時事の事件の報道のための利用(第41条)
裁判手続等における複製(第42条)
翻訳・翻案等による利用(第43条)
放送事業者等による一時的固定(第44条)
美術の著作物等の原作品の所有者による展示(第45条)
プログラムの著作物の複製物の所有者による複製等(第47条の2)
複製権の制限により作成された複製物の譲渡(第47条の3)
出所明示(第48条)
複製物の目的以外使用等(第49条)
著作権人格権との関係(第50条)
第7章 著作者の権利と表現の自由(パロディ問題)
第8章 著作権の保護期間
保護期間の原則
無名・変名の著作物の保護期間
団体名義の著作物の保護期間
映画の著作物の保護期間
写真の著作物の保護期間
継続的刊行物等の起算方法
保護期間の計算方法
旧法との関係
保護期間の戦時加算
保護期間の相互主義
日米間の特別な保護関係
翻訳権10年留保
第9章 著作権の裁定制度等
著作権者不明等の場合の裁定
放送についての裁定
商業用レコードへの録音の裁定
裁定制度の方向性
あっせん制度
第10章 著作物の利用と権利の変動
著作物の利用契約
著作権の譲渡等
出版権の設定契約
著作権の担保機能
著作権と時効

第Ⅲ部 出版権
第1章 出版権の設定
第2章 出版権の内容
第3章 出版者の義務
第4章 出版権の存続期間等

第Ⅳ部 著作隣接権制度
第1章 著作隣接権の概要
第2章 実演家の権利(第91条~第95条の3)
実演家の保護の概要
実演家の権利
第3章 レコード製作者の権利
保護の対象となるレコード製作者
レコード製作者の権利
第4章 放送事業者の権利
保護される放送事業者の範囲
放送事業者の権利
第5章 有線放送事業者の権利
保護の範囲
有線放送事業者の権利
第6章 著作隣接権の制限規定
第7章 著作隣接権の保護期間

第Ⅴ部 著作権等の登録制度
第1章 著作権の登録制度の概要
第2章 実名の登録
第3章 第一発行年月日等の登録
第4章 創作年月日の登録
第5章 著作権の移転等の登録
第6章 登録の手続

第Ⅵ部 権利救済制度(民亊・刑事)
第1章 民亊上の救済
損害賠償請求
不当利得返還請求
名誉回復等の措置請求
差止請求
第2章 刑事上の制裁
著作権等の侵害罪(第119条)
著作者が存しなくなった後における人格的利益侵害の罪(第120条)
技術的保護手段回避装置等の製造等の罪(第120条の2)
著作者名詐称の罪(第121条)
外国原盤商業用レコードの無断複製等の罪(第121条の2)
出所不明示の罪(第122条)
法人両罰規定等(第124条)
親告罪・非親告罪(第123条)

第Ⅶ部 著作権に関する国際条約
第1章 ベルヌ条約
ベルヌ条約の発展の歴史
ベルヌ条約の概要
第2章 万国著作権条約
万国著作権条約の制定の歴史
万国著作権条約の概要
万国著作権条約特例法
第3章 実演家等保護条約
実演家等保護条約の制定の経緯
実演家等保護条約の概要
第4章 レコード保護条約
レコード保護条約の制定の経緯
レコード保護条約の概要
第5章 TRIPS協定
TRIPS協定の制定の経緯
TRIPS協定における著作権関連部分の概要
第6章 WIPO新条約(WCT、WPPT)
WIPO新条約の制定の経緯
WIPO著作権条約の概要
WIPO実演・レコード条約の概要
第7章 その他関連条約
衛星により送信される番組伝送信号の伝達に関する条約(ブッセル条約)
タイプフェイスの保護及びその国際寄託に関するウイ-ン協定
視聴覚著作物の国際登録に関する協定

第Ⅷ部 著作権制度の現代的課題
第1章 デジタル化・ネットワーク化と著作権制度
情報のデジタル化と著作権制度
ネットワークによる情報の流通
インターネットと著作権制度
ハイパー・リンクに関する法的問題
サービス・プロバイダーの法的責任
ナプスター・グヌーテラ問題
有害情報に対する規制
第2章 著作物(複製物)の流通と著作権制度上の課題
並行輸入と著作権制度
中古市場と著作権制度
国境を越える情報の流通と著作権制度
第3章 コンピュータ・プログラムと著作権制度
著作権法と特許法の交錯
プログラムの作成に係る諸問題
プログラムの利用に係る諸問題
第4章 技術的保護手段と著作権制度
技術的保護手段と著作権制度
権利管理情報の保護
救済・制裁措置
第5章 電子図書館・文献複写問題
電子図書館の構築と課題
複写技術の発達と著作権制度上の課題
第6章 情報公開法と著作権制度
法改正前の関連判決の概況
情報公開法による調整措置の導入
第7章 集中管理制度
著作権仲介業務制度
著作権仲介業務法から著作権等管理事業法へ
著作権等管理事業法の概要
権利管理情報の集中化への取組