みんなの郵便文化史
- サブタイトル
- 近代日本を育てた情報伝達システム
- 編著者名
- 小林 正義 著者
- 出版者
- にじゅうに
- 出版年月
- 2002年(平成14年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 301p
- ISBN
- NDC(分類)
- 693.2
- 請求記号
- 693.2/Ko12
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 郵便文化史略年表
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
Ⅰ 郵便文化史随想
最初の郵便取扱規則「書状ヲ出ス人ノ心得」
あて名の重要性「住所は戸番まで」
都会の名物「函場と郵便フラホ」
特定郵便局と普通郵便局
「郵便局」という名称は、国際化への対応から生まれた
決められた時間どおりに正確に
時計を持って走る逓送人
全国の郵便局に設置された「八角時計」
郵便は結束なり
日本でも活躍した「郵便馬車」
駅と駅を結ぶのが「駅伝」だった
ピストルを持って郵便物を運ぶ
ポストはいつから赤に
ポストに続く下駄の跡
「郵便税」をご存じですか
賀状完配の喜び
古来からあった年賀状
元旦に届く年賀の楽しさ
簡易保険局が創設した「ラジオ体操」
現在の保健所は簡易保険の健康相談所だった
国際協力に役立っている国際ボランティア貯金
Ⅱ 日本の近代化と郵政事業
日本近代化の根幹を育成した郵便事業
日本特有の特定郵便局制度
近代化を促進させた交易網の整備
情報発信基地でもあった郵便局
社会の変化に即応する郵便事業
日本中で愛される郵便貯金
保障のある暮らしと健康増進
運送・新聞事業と郵便
郵便の発展とともに社業を伸ばした日本通運
海運王国日本の基礎をつくった郵便事業
新聞の普及に情熱を燃やした前島密
郵便事業の新聞支援
Ⅲ 前島密の半生記
幼年時代の房五郎
向学心に燃え江戸へ
人生を変えたペリー来航
竹内卯吉郎に教えられた“海”
巻退蔵と改名
箱館丸で二度の日本周航
対馬行で国際的視野を広げる
郵便文化も長崎から
英語の学習と培社
大久保の海軍士官要請を蹴る
幕臣前島家を継承
漢字の廃止を建言
大政奉還の訴えと奥羽対策
官軍迎接役を命ぜられる
大久保に江戸遷都を建言
大鳥・榎本に必死の忠告
駿河藩公用人となる
民部省へ出仕・新政府の役人に
駅逓権正となり郵便創業の建議
座談会 郵便の父に新しい証言
元前島家書生・原利兵衛氏を囲んで
巻末資料
おわりに
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