昭和二十年 第1部 7(5月10日~5月25日)
- サブタイトル
- 東京の焼尽
- 編著者名
- 鳥居 民 著者
- 出版者
- 草思社
- 出版年月
- 2001年(平成13年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 328p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/To67/1-7
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
21 5月10日~14日
「一体此戦争ノ終末ヲ何レニ帰着セントスルヤ」
「投予はドイツの店じまいと同時にあるべし」
東郷茂徳、元路譜との会談を望んだが
満州国境に大軍が送られてくる
「余程大きな思い切りをなすことが」
「哈特諜はまだか」
最高会議、梅津美治郎の意図
最高会議、米内光政の策略
米内、さらに策略をめぐらす
ザカリアスの仕掛けに対応
最高会議、対ソ交渉代表に広田弘毅
阿南惟幾、本土決戦をするのだと頑張る
三田村鳶魚、松竹株の値上がりに驚く
元旦のラジオ、富樫役の羽左がよかった
「続姿三四郎」は大入り満員だったが
敗戦相場のはじまりか
22 5月25日 市街地爆撃、火から逃れて、火と闘って
百一号作戦で井上成美は肝に銘じたのだが
関東大震災、函館・静岡・大手町の大火が明らかにしたこと
アメリカ陸軍航空軍総司令官の野望
三軒に一発なのか、一軒に一発なのか、それとも…
「初期消火」は濡れ筵をかぶせて
「隣組ノ敢闘精神」があっても
高射砲は、電波標定機は
ルーズベルトの意図、ルメイの野心
電波妨害に対抗できず
寺も、学校も、病院も、すべて焼き尽くす
番町の内田百間、空襲に怯えつつ晩酌
三田網町の小泉信三、大やけどを負う
警視庁望楼から見る火の海
番町の網野菊、内田百間、火の中を逃げる
番町の星野直樹、貯水池に身を沈める
番町で大平正芳、観音像を抱えて
明治神宮ではなく青山墓地へ、岩佐凱実、武美太郎
青山の田尻愛義、雨水渠のなかで
海軍本庁舎、焼け落ちる
青山で村上兵衛、軍旗とともに神宮プールへ
渋谷のナガイ・コンパウンドノ住人たち
エルヴィン、火と闘う
横須賀の長門から東京の火を見る
鎌倉の川端康成、月を仰ぎ、鹿屋を思った
世田谷祖師谷の伊藤整、旅順の本を出そうとしたら
伊藤整、手付けをもらったが、家が焼けてしまったら
岸信介、新党づくりに失敗
山口で新組織をつくろうとするが
用賀の東条英機ノ家にも焼夷弾が落ちた
参考資料及び引用出典
昭和20年5月2日~25日の日録
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