図書アノ センソウ ノ ナカニ ボクモ イタ060001270

あの戦争のなかにぼくもいた

サブタイトル1~10
編著者名
石浜 みかる 著者
出版者
国土社
出版年月
1994年(平成6年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
271p
ISBN
NDC(分類)
913
請求記号
913/I71
保管場所
開架児童書
内容注記
和書
目次

プロローグ ある日とつぜん「特高」がおとうさんをつれていった

第1章
一九四一年九月  おとうさんは、イエス・キリストを信じていた
一九四一年十月  おにいちゃんとぼくは、ご真影を拝まなかった
一九四一年十二月 日本は、とうとうアメリカとも戦争をはじめた
一九四二年前半  ぼくの家族は、「非国民」とよばれた
一九四二年八月  おとうさんは、自分のふとんが背おえなかった
一九四三年二月  おとうさんは、「三年六ヵ月の懲役」ということになった
一九四三年五月  ぼくたちは、おかあさんの田舎へ疎開した

第2章
一九四三年五月  弁当箱を顔におしつけられて、ぼくは寝こんでしまった
一九四三年夏   おとうさんは広島刑務所に入り、戦艦陸奥は沈没した
一九四四年冬   雨の降る寒い夕方、巡査がやってきた…
一九四四年夏~秋 学童疎開がはじまり、神風特攻隊が飛びたっていった
一九四四年暮れ  「おまえのおやじは『ヤソ』のスパイだ」
一九四四年暮れ  自転車のチェーンが、おにいちゃんの足の肉をそいだ

第3章
一九四五年正月  おかあさんは、広島刑務所へおとうさんの面会にいった
一九四五年春   日本中が空襲されだして、子どもの世界も殺気だってきた
一九四五年六月  神戸の大空襲で、ぼくたちの家は燃えた
一九四五年夏   広島の上空に黒い雲がもりあがっていった…
一九四五年八月  とつぜん、戦争は終わった。大日本帝国は負けた
一九四五年九月  マッカーサー元帥と、枕崎台風がやってきた
一九四五年十月  おとうさんが帰ってきた。刑務所仲間を三人もつれて

エピローグ 父ののこした備忘録よりー帝国の戦争の終わりに

年表(一九二五~一九四六年)
あとがき
参考文献